ハイペリオンの人気シリーズ『ロマンティック・ピアノ・コンチェルト』の第85巻!カール・ライネッケ:ピアノ協奏曲集
Hyperionの人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」の第85巻!メンデルスゾーンやシューマンに師事したカール・ライネッケの知られざるピアノ協奏曲!
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘・蘇演を行うハイペリオンの人気シリーズ、「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCS)」。第85巻は、これまでにも様々な知られざる音楽に陽の目を当ててきたピアニスト、サイモン・キャラハンによるカール・ライネッケ(1824-1910)のピアノ協奏曲集です。
カール・ライネッケは幼い時からその才能を発揮し、12歳の時にはすでに公開演奏会を行っていました。その後ライプツィヒでメンデルスゾーンやシューマンに師事し、1860年にはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の楽長を務め、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」の初演を指揮しています。また教育者としても優秀であったライネッケは、ライプツィヒ音楽院の院長も務めており、グリーグやブルッフ、ヤナーチェクなどの門下生がいました。現在では「フルート協奏曲」以外あまり演奏されないライネッケですが、彼が作曲したバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなどのピアノ協奏曲のカデンツァが知られています。
(東京エムプラス)
『ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.85 ~ カール・ライネッケ:ピアノ協奏曲集』
【曲目】
カール・ライネッケ(1824-1910):
ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op.72(1860)
ピアノ協奏曲第2番 ホ短調 Op.120(1872)
ピアノ協奏曲第4番 ロ短調 Op.254(1900)
【演奏】
サイモン・キャラハン(ピアノ)
モデスタス・ピトレナス(指揮)
ザンクト・ガレン交響楽団
【録音】
2021年11月15日-18日、トーンハレ・ザンクト・ガレン(スイス)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年10月27日 00:00