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アンナ・フェドロヴァによるラフマニノフのピアノ協奏曲全集完結!ピアノ協奏曲第3番、シルヴェストロフ:使者


[Channel Classics 公式チャンネルより]

フェドロヴァによるラフマニノフのピアノ協奏曲全集完結、母国の巨匠シルヴェストロフによる「使者」も収録!

ウクライナのキーウ出身、2009年のルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでの優勝を始め、オランダを中心に世界的に活躍するアンナ・フェドロヴァによるラフマニノフの協奏曲第3番が登場。
第1番と「パガニーニ狂詩曲」を収録した第1弾(CCS42620)、第2番と第4番を収録した第2弾(CCS42522/NYCX-10338)に続き、ラフマニノフのピアノ協奏曲全集がこれで完結となります。
併せて、若きラフマニノフによる交響曲の断章と、ウクライナの巨匠シルヴェストロフによる「使者」を収録。共演はこれまでと同様、リトアニアの指揮者モデスタス・ピトレナスと、彼が首席指揮者を務めるスイスのザンクト・ガレン交響楽団となっています。

ロシアの侵攻による母国の現状に深く心を痛めるフェドロヴァは「今は多くの人がロシア音楽の演奏を控えようとしていますが、ラフマニノフを演奏することは私にとって重要なのです。それはその音楽が美しさと力強さ、感動に満ちたものであるとともに、彼自身がロシアという国家に圧力を受けた被害者であったからです」と語ります。

今回もゆったりとしたテンポを採用し、作品が持つ抒情性と力強さをオーケストラと共に、美しくもダイナミックに歌い上げています。

シルヴェストロフによる「使者」は弦楽とピアノのため版も存在しますが、ここにはピアノ独奏のための版を収録。憧憬を湛えた美しいメロディが終始静かに続くこの作品を、フェドロヴァは慈しむように奏で、祈るように終えています。
(ナクソス・ジャパン)

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語解説付き]
※国内仕様盤日本語解説…増田良介

 

【曲目】
1-3. セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op. 30
4. ラフマニノフ:交響曲 ニ短調 「ユース・シンフォニー」
5. ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-):使者 (ピアノ独奏版)

【演奏】
アンナ・フェドロヴァ(ピアノ)…1-3、5
モデスタス・ピトレナス(指揮)…1-4
ザンクト・ガレン交響楽団…1-4

【録音】
2022年11月、トーンハレ・シアター、ザンクト・ガレン、スイス

収録時間: 69分


アンナ・フェドロヴァ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年03月13日 00:00