第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位受賞!川口成彦のEt'ceteraデビュー盤!『月の光に~フランダース・ロマン派のピアノ作品選集』
第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位受賞!川口成彦のEt'ceteraデビュー盤!殆どが世界初録音となるフランダース(フランドル)・ロマン派のヴィルトゥオーゾ作品とサロンピース!ハンセンスのピアノ協奏曲では18世紀オーケストラのメンバーと共演!
川口成彦は、1989年岩手県出身。東京藝術大学および、アムステルダム音楽院の古楽科修士課程修了。18世紀オーケストラ、{oh!} Orkiestra Historycznaなどとの協奏曲の共演や、2018年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーと共に室内楽形式によるピアノ協奏曲のリサイタルをオランダにて開催するなど、モダン、ピリオド楽器の垣根を超えて第一線で活躍しています。これまでに、若手古楽器奏者の登竜門であるブルージュ国際古楽コンクール最高位をはじめ、第1回ローマ・フォルテピアノ国際コンクール(M. クレメンティ賞)優勝などの輝かしい受賞歴を持ち、2018年の第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位受賞により大きな注目を浴びる若手鍵盤楽器奏者のホープです。
本アルバムでは、古楽器修復の第一人者、エドウィン・ベウンク氏所有の貴重な楽器を使用。。ベウンク氏(プレイエル)とシュールト・ヘイダ氏(エラール、ブリュートナー)が入念に調律を施し、万全の体制でこのレコーディングに臨んでいます。歴史的鍵盤楽器との様々な出会いを重ねていく中で培われてきた音楽性で、長い歴史を歩んできた名器の持つポテンシャルを十分に引き出し、19世紀当時のサロンへと誘います。
(東京エムプラス)
[日本語曲目表記オビ付き]
[解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き]
解説:Jan Dewilde(日本語訳:SOREL)
『月の光に~フランダース・ロマン派のピアノ作品選集』
【曲目】
シャルル・ルイ・ハンセンス(1802-1871):
ピアノ・フォルテのための協奏曲(作曲者による六重奏用編曲、1839年)
ペーター・ブノワ(1834-1901):
舟歌 Op.2-2
幻想曲第3番 Op.18
幻想曲第4番 Op.20
ジャン・ファンデルヘイデン(1823-1889):
フランダースのロマンスによる奇想曲 Op.4
フィリップ・ファンデン・ベルへ(1822-1885):
月の光に(即興曲) Op.17
単純な旋律 Op.29
サロンのマズルカ Op.30
ピエ=ララ ~ 17世紀フランダースのポピュラー・ソングによるピアノのための幻想曲 Op.24
【演奏】
川口成彦(フォルテピアノ)
※使用楽器(エドウィン・ベウンク・コレクション):プレイエル1829年製、エラール1837年製、ブリュートナー1867年製
18世紀オーケストラの奏者達 〔ソフィー・ヴェデル(ヴァイオリン)、フランク・ポルマン(ヴァイオリン)、森田芳子(ヴィオラ)、アルベール・ブリュッヘン(チェロ)、マギー・ウルクハルト(コントラバス)〕
【録音】
2021年11月22日、ワロン協会(アムステルダム、オランダ)
2020年10月14日-15日、ドープスヘジンデ教会(ハールレム、オランダ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年11月10日 00:00