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赤松林太郎の新録音はシューマン&ブラームス!『クララに捧ぐ』

赤松林太郎

赤松林太郎が描くシューマンとブラームス運命の縁

赤松林太郎の新譜は、名作「クライスレリアーナ」をメインに、シューマンとブラームスの運命的邂逅をテーマとしたアルバム。これがきっかけでブラームスは世に出ることができました。6年後、映画「恋人たち」で用いられたことでも有名な弦楽六重奏曲第1番第2楽章による変奏曲を作り、シューマンの愛妻クララに捧げました。

初対面の際にクララは何か弾いたと思われますが、伝わっていません。ここではシューマンの歌曲集「ミルテの花」の第7曲「蓮の花」をクララの編曲で披露。さらにブラームス遺作となったオルガンのためのコラール前奏曲から「一輪のバラが咲いて」のブゾーニによる感動的な編曲で締めくくっています。

赤松の演奏は雄弁で、シューマンとブラームスの情熱が燃えあがります。一方、2篇の編曲作品ではさりげないニュアンスが絶妙な味わいをみせています。
(キングインターナショナル)

『クララに捧ぐ』
【曲目】
1.シューマン:クライスレリアーナOp.16
2.シューマン(クララ・シューマン編):蓮の花Op.25-7
3.シューマン:無題Op.68-21~ユーゲントアルバムより
4.ブラームス:主題と変奏 ニ短調Op.18b
5.ブラームス(ブゾーニ編):コラール前奏曲「一輪のバラが咲いて」Op.122の8

【演奏】
赤松林太郎(ピアノ)

【録音】
2022年8月22日、23日、25日 三田市総合文化センター(郷の音ホール)小ホール

日本語帯・解説付

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年01月11日 00:00