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ヴァイオリニスト、ルカ・ファウリーシがソニークラシカルからデビュー!『アリア・オン・ヴァイオリン』

ルカ・ファウリーシ

ヴィルトゥオジティと歌心溢れる俊英 ソニークラシカル・デビュー

「100万ドルのヴァイオリニスト」(ピンカス・ズッカーマン)、「素晴らしい技巧、パワフルな音楽的表現力」(エマニュエル・パユ)と名手が絶賛し、世界が注目するヴァイオリの俊英、ルカ・ファウリーシがソニークラシカルから正真正銘のデビューを果たします。

フルートメーカーのフォリジ創業者を父に持ち、3歳でヴァイオリンを始め、名手ボリス・ベルキンに師事して研鑽を積んだファウリーシ。持ち前の美音と技巧はフレッシュそのものでメジャー・レーベルからのデビューも納得。
デビューアルバムは、アウアー、コハンスキ、ジンバリストなど、ヴァイオリンの名手たちがアレンジしたオペラ・アリアによる華やかな小品集。
ファウリーシ自身が「椿姫」を編曲した作品も含まれています。シチリア出身の父はオペラが大好きで、一家がバスティーユ・オペラのそばに住んでいたこともあってオペラは幼いファウリーシにとって血と肉のような存在。オペラのアリアを選んだことについて、ファウリーシはこう語っています:「デビュー盤には自分がヴァイオリンを選び、他の世界とつながるきっかけとなったオペラと関連する作品を選びたい。自分の出自と家族の由来についてのちょっとした自伝のようなものです。自分でステージに立って歌うことはできないのですが、少なくとも自分のヴァイオリンで歌うことができるのです。」。

赤ん坊のころに母が聴いていたヴェンゲーロフのCDの伴奏者だった名手イタマール・ゴランと共演が実現したのもファウリーシにとっては音楽の縁を感じさせる慶事といえましょう。「このアルバムの構想はスイスのメニューイン・アカデミーで学んでいた時に湧いたものですが、コロナ禍によって予定がすべて台無しになってしまいました。ピアニストも新しく探さねばならなかったのですが、イタマール・ゴランさんがやはりコロナの影響でスケジュールが空いたため、共演を引き受けてくださいました。母は、私がお腹にいた時、マキシム・ヴェンゲーロフのアルバムを好んで聴いていたので、それから19年を経てこの録音でそのヴェンゲーロフと共演していたイタマールさんとご一緒できるのは何という幸運なめぐりあわせでしょう!彼は既成概念なく音楽の美しい瞬間を共有しようとするアーティスト。時には彼の演奏を眺めているだけでも、たくさんのことを学びました。本当に楽しかった!」(ルカ・ファウリーシ)
(ソニーミュージック)

【曲目】
1.カルメン幻想曲(ビゼー/ワックスマン)
2.歌劇「エフゲニー・オネーギン」より レンスキーのアリア(チャイコフスキー/アウアー)
3.グノーの歌劇「ファウスト」の主題による幻想曲作品20(グノー/ヴィエニャフスキ)
4.歌劇「ロジェ王」より ロクサーナの歌(シマノフスキ/コハンスキ)
5.歌劇「椿姫」より ヴィオレッタのアリア「そは彼の人か~花から花へ」(ヴェルディ/ファウリージ)
6.歌劇「金鶏」による演奏会用幻想曲(リムスキー=コルサコフ/ジンバリスト)

【演奏】
ルカ・ファウリージ(ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン(ピアノ)

【録音】
2000年12月7日~20日、パリ、サル・コロンヌ

<ルカ・ファウリーシ>
パリ生まれ。フルートメーカーのフォリジ創業者が父。3歳でヴァイオリンを始め、・オランダで名手ボリス・ベルキンに師事。現在もイタイアのビエラにあるロレンツォ・ペロージ・アカデミーでパーヴェル・ベルマンに師事する傍らコンサート活動を行っている。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年01月13日 12:00