ヴァン・クライバーン国際コンクール史上最年少覇者!『イム・ユンチャン ライヴ・フロム・クライバーン』~リスト:超絶技巧練習曲集
[Steinway & Sons 公式チャンネルより]
2022年のクライバーン・コンクールを最年少で制したイム・ユンチャン。大きな話題となったセミ・ファイナルのライヴが遂にCDリリース!
2022年6月に開催されたヴァン・クライバーン国際コンクールにおいて史上最年少で優勝を飾ったイム・ユンチャン。加えて新作課題曲の最優秀演奏賞と聴衆賞にも選ばれ、審査委員長のマリン・オルソップから「深い音楽性と並外れたテクニックが有機的に結びついた稀有なアーティスト」と称賛されました。
コンクールはインターネットでライヴ配信されましたが、特に評判になったのがセミ・ファイナルでのリスト:超絶技巧練習曲集全12曲の演奏。
イギリスの『グラモフォン』誌が「世界中のネット上のピアノ・ファンの間でバズった」と言及した演奏がCDでリリースされます。
聴衆の拍手に迎えられたイムは拍手が続いているうちに演奏をスタート。この場に臨む気迫と集中を感じさせます。以後、難曲の連続ながら解釈も音も輝きを保ったまま硬直することがなく、緩急や明暗は自在に推移し、全12曲を通しての巧みな設計のもとに演奏を楽しんでいるかのような雰囲気さえ感じられます。
『ダラス・モーニング・ポスト』紙が「100万人に1人の才能だ」と評したのも納得の、華やかな魅力ある演奏と言えるでしょう。
※国内仕様盤にはクライバーン・コンクールを現地取材した高坂はる香氏による日本語解説が付属します。
(ナクソス・ジャパン)
[日本語解説付き]
※国内仕様盤にはクライバーン・コンクールを現地取材した高坂はる香氏による日本語解説が付属します
【曲目】
フランツ・リスト(1811-1886):超絶技巧練習曲 S.1391
1. I. Preludio 『前奏曲』 ハ長調
2. II. Molto vivace イ短調
3. III. Paysage 『風景』ヘ長調
4. IV. Mazeppa 『マゼッパ』 ニ短調
5. V. Feux follets 『鬼火』 変ロ長調
6. VI. Vision 『幻影』 ト短調
7. VII. Eroica 『英雄』 変ホ長調
8. VIII. Wilde Jagd 『荒々しき狩』 ハ短調
9. IX. Ricordanza 『回想』 変イ長調
10. X. Allegro agitato molto ヘ短調
11. XI. Harmonies du Soir 『夕べの調べ』 変ニ長調
12. XII. Chasse-neige 『雪あらし』 変ロ短調
【演奏】
イム・ユンチャン(ピアノ)
【録音】
2022年6月10日 テキサス州フォートワース、バス・パフォーマンス・ホール
ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール セミファイナルにおけるライヴ録音
総収録時間:65分
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年05月29日 00:00