Joshua Redman(ジョシュア・レッドマン)|グラミー賞11度のノミネートを誇る最高峰のサックス奏者、名門ブルーノート移籍第一弾『Where Are We』
1991年のセロニアス・モンク・コンペティションで優勝後瞬く間にジャズ界のトップ・プレイヤーに上り詰め、これまでにグラミー賞11度のノミネートを誇る最高峰のサックス奏者のジョシュア・レッドマン。過去30年間に登場したジャズアーティストの中で最も高い評価とカリスマ性を持つサックス奏者である彼の名門ブルーノート移籍第一弾!
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今作は、自身初となるヴォーカル・プロジェクトで、ヴォーカルとしてガブリエル・カヴァッサをフィーチャー。サマラ・ジョイも輩出したサラ・ヴォーン国際ジャズ・ヴォーカル・コンクールで2019年に優勝した若き天才で、今回その才能を見出されての抜擢となった。コンセプトは「アメリカに対する賛美と批評」で、シカゴやニューオーリンズ、アラバマなどアメリカ国内の特定の場所について歌ったオリジナルやスタンダード曲13曲で構成されている。ブルース・スプリングスティーンの「ストリーツ・オブ・フィラデルフィア」やジョン・コルトレーンの「アラバマ」などをプレイしている点にも注目。
バンドはアーロン・パークス(p)、ジョー・サンダース(b)、ブライアン・ブレイド(ds)という鉄壁の布陣。さらにゲストとしてニコラス・ペイトン(tp)、カート・ローゼンウィンケル(g)、ピーター・バーンスタイン(g)、ジョエル・ロス(vibes)という錚々たる面子が参加。ジャズの歴史に大きな足跡を残してきたジョシュアが、今改めて母国アメリカに捧げる大注目作品。
本作について、レッドマンは「作品のコンセプトはとてもシンプルで、収録曲は米国の地理的な場所について歌っているか、少なくともそれについて言及している内容となっている。そして、程度の差こそあるけれど、バラード・アルバムでもあり、スタンダード・アルバムでもあり、社会的考察のアルバムでもあり、マッシュアップのアルバムでもあり、恐らくはトリビュート・アルバムのようなものでもあるんだ」と語っている。また、今回共演したミュージシャンについては、「アーロン、ジョー、ブライアンという、地球上で最も崇高で抒情的で深くグルーヴする3人のミュージシャンを、リズム・セクションとして一緒に演奏したことがなかったにもかかわらず、遂に繋げることができたのは夢のようだった。そして、類まれなスタイル、誠実さ、魂を持つヴォーカリスト、ガブリエルとのコラボレーションは、変幻自在の体験だった。これは、私自身のプロジェクトでシンガーとレコーディングする初めての経験で、その中で自身の新たな音楽的役割を発見し、そこに挑むという挑戦を楽しんだんだ」とコメントしている。
■収録曲
1. After Minneapolis (face toward mo[u]rning)
2. Streets Of Philadelphia
3. Chicago Blues
4. Baltimore
5. By The Time I Get to Phoenix
6. Do You Know What It Means To Miss New Orleans?
7. Manhattan
8. My Heart In San Francisco (Holiday)
9. That’s New England
10.Alabama (Intro)
11.Star Fell On Alabama
12.Alabama
13.Where Are You?