ネルソンス&ゲヴァントハウス管弦楽団/ブルックナー:交響曲全集(10枚組)~初発売の第0番を含む!
ブルックナー・ツィクルスと、この作曲家が愛したワーグナーの管弦楽曲が組み合わされたCD10枚組ボックス・セット
アンドリス・ネルソンスとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるブルックナーの交響曲全集とワーグナーの管弦楽曲が組み合わされたCD10枚組ボックス・セットがドイツ・グラモフォンより発売されます。2017年に第3番から始まった交響曲第1番から第9番のCD発売(1枚または2枚組)では、それぞれ作品同士関連付けられたワーグナーの管弦楽曲が選ばれて組み合わされました。そしてこのセットには初発売となるブルックナーの交響曲第0番とワーグナーの『リエンツィ』と『さまよえるオランダ人』の序曲も新たに収録されています。
「ブルックナーの音楽はゲヴァントハウス管弦楽団のDNAの中にある」と、2018年からこの楽団の音楽監督を務めているアンドリス・ネルソンスは言います。ブルックナーの交響曲全集にワーグナーのオペラからの管弦楽作品を組み合わせたこのアイデアは、ネルソンスにとっては説明するまでもないことでした。「ブルックナーはワーグナーの音楽を愛し、その偉大さ、長所、偉業を認めていた」からです。
「アンドリス・ネルソンスと彼のライプツィヒの演奏者たちは、より大きな目的を十分に果たすサウンド・ワールドを創るマスタークラスを提供している」―『グラモフォン』誌
(ユニバーサル・ミュージック/IMS)
【曲目】
《CD 1》
1-4) ブルックナー:交響曲第0番ニ短調(1869年ノヴァーク版)
ワーグナー:
5) 歌劇『さまよえるオランダ人』序曲
6) 歌劇『リエンツィ』序曲
【録音】2020年12月
《CD 2》
ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より
1) 第1幕への前奏曲
2)イゾルデの愛の死
3-6) ブルックナー:交響曲第1番ハ短調(1890/91年ウィーン稿ブロッシェ版)
【録音】2021年5月
《CD 3》
1) ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲
2-5) ブルックナー:交響曲第2番ハ短調(1877年稿キャラガン版)
【録音】2019年12月
《CD 4》
1-4) ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(1888/89年ノヴァーク版)
5) ワーグナー:歌劇『タンホイザー』序曲
【録音】2016年6月
《CD 5》
1) ワーグナー:歌劇『ローエングリン』より第1幕への前奏曲
2-5) ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』
【録音】2017年5月
《CD 6》
1-4) ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調(1878年ノヴァーク版)
【録音】2019年5月
《CD 7》
1) ワーグナー:ジークフリート牧歌
2-5) ブルックナー:交響曲第6番イ長調(1881年ノヴァーク版)
【録音】2018年12月
《CD 8》
1) ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』より「ジークフリートの葬送行進曲」
2-5) ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(1883年ハース版)
【録音】2018年3月
《CD 9》
1-4) ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(1890年ノヴァーク版)
【録音】2019年9月
《CD 10》
1) ワーグナー:舞台神聖祝典劇『パルジファル』より第1幕への前奏曲
2-4) ブルックナー:交響曲第9番ニ短調(未完)(1894年ノヴァーク版)
【録音】2018年12月
【演奏】
アンドリス・ネルソンス(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
【録音場所】
ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック) ANTON BRUCKNER
掲載: 2023年07月26日 00:00