イングリット・ヘブラーSWR音源復刻~シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番/4つの即興曲(CD-R)
日本でもファンの多い名ピアニストの一人、イングリット・ヘブラーが1950年代に演奏したシューベルト
日本でもファンの多い名ピアニストの一人、イングリット・ヘブラー(1926/9-2023)。
貴族階級の父を持ち、幼少期をポーランドで過ごした彼女の自宅には、エトヴィン・フィッシャー、ロベール・カサドシュ、クラウディオ・アラウ、ブロニスラフ・フーベルマンらの音楽家たちがしばしば訪れ、幼い彼女はその薫陶を受けました。やがて第二次世界大戦が始まるとザルツブルクに移住。ザルツブルク・モーツァルテウムでハインツ・ショルツに師事し、1949年に卒業します。その後は1952年と1953年のジュネーヴ国際音楽コンクールで第2位を獲得し、1954年のミュンヘン国際音楽コンクールでは第1位に輝き、ウィーン国際シューベルト・コンクールでも第1位を獲得。この年にザルツブルク音楽祭にデビューしました。
モーツァルトとベートーヴェンの演奏が広く知られていますが、シューベルトも彼女の得意なレパートリーです。
このアルバムに収録されたシューベルトの「4つの即興曲」は1954年、「ピアノ・ソナタ第18番」は1957年の録音。彼女の持ち味でもある美しいタッチと端正な解釈が存分に発揮された若き日の名演です。
※当ディスクはCD-Rになります。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
フランツ・シューベルト(1797‐1828):ピアノ・ソナタ第18番 ト長調/4つの即興曲 Op. 90
1-4. ピアノ・ソナタ第18番 ト長調「幻想」 D894 Op.78
1. I Molto moderato e cantabile
2. II Andante
3. III Menuetto e trio. Allegro moderato
4. IV Allegretto
5-8. 4つの即興曲 D 899 Op.90
5. No. 1. ハ短調 Allegro molto moderato
6. No. 2. 変ホ長調 Allegro
7. No.3. 変ト長調 Andante
8. No.4. 変イ長調 Allegretto
【演奏】
イングリット・ヘブラー(ピアノ)
【録音】
Krone, Stuttgart-Unterturkheim(ドイツ)(MONO)
1957年2月1日…1-4
1954年6月8日…5-8
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年08月09日 00:00