レイチェル・バートン・パイン/ショスタコーヴィチとメニーアン(1976-)によるハードコアなヴァイオリン協奏曲集
レイチェル・バートン・パインがヘヴィ・メタルのスピリットでカップリングしたヴァイオリン協奏曲集
シカゴ生まれのレイチェル・バートン・パインの新作は挑発的な内容に注目です。ライプツィヒのバッハ・コンクールに優勝し、シゲティやクライスラー・コンクールにも入賞してキャリアを築いてきたパインですが、10代でヘヴィメタルに目覚めたという一面も持っており、ヘヴメタ・スピリットに通じる闘争や反抗の精神の感じられる2曲をカップリングしました。メニーアンはヴァイオリニスト、アレンジャーとしても活躍する作曲家。メタル、ハードコア、クラシックの要素を融合した彼の音楽は、メタリカのベーシスト、ロバート・トゥルヒーヨも称賛しています。アルバム・タイトルの「Dependent Arising」は仏教用語の「縁起」の英訳です。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
1-4. ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op. 77
1. I. Nocturne (Moderato)
2. II. Scherzo (Allegro)
3. III. Passacaglia (Andante)
4. IV. Burlesque (Allegro con brio)
5-7. アール・メニーアン(1976-):Dependent Arising- ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲
5. I. Grasping at the self.
6. II. The crows already knew of your grief. They will carry him home.
7. III. Gate gate paragate parasamgate bodhi svaha.
【演奏】
レイチェル・バートン・パイン(ヴァイオリン)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ティート・ムニョス(指揮)
【録音】
2022年1月7-8日
Scotland's Studio, Glasgow(スコットランド)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年08月29日 00:00