Tina Turner(ティナ・ターナー)|『QUEEN OF ROCK 'N' ROLL』50年に及ぶ華麗なるソロ・キャリアを祝福した豪華アンソロジー・アルバム
ロックンロールの女王の歌声は、時を越えてまばゆい輝きを放ち続ける…。
絶大な影響力を持つ「ロックンロールの女王」、ティナ・ターナー。彼女の50年に及ぶ華麗なるソロ・キャリアを祝福し、彼女が発表してきたシングル曲を年代順に編纂した、”初”シングル・コレクションともいうべき豪華アンソロジー・アルバムが登場!
国内盤3CD
輸入盤3CD
輸入盤5LP
輸入盤LP
◆1960年代から実に半世紀以上に亘り音楽シーンの最前線に立ってきた、史上最も偉大なる女性シンガーの一人、ティナ・ターナー。彼女の歌声、彼女のダンス、そして彼女の人生、全てが世界に刺激を与え続け、深い愛情を持って世界から賞賛される、絶大なアイコン的存在である彼女は、現在までに2億枚以上のアルバム・セールスを記録、多数のNo. 1ヒットやプラチナム・ディスクを生み出し、8度のグラミー賞受賞と25回のグラミー賞ノミネートを記録、同じくグラミーでは特別功労賞生涯業績賞(Livetie Achievement Award)も受賞、アイク&ターナーとして、そしてソロ・アーティストとして2度のロックの殿堂入りを果たす、まさに「偉大なる」という言葉に相応しい存在感を持つ最重要女性アーティストだ。
◆彼女のその象徴的なソロ・キャリアのスタートから50年を記念した作品『クイーン・オブ・ロックンロール』が、11月24日に世界同時発売されることとなった。この作品は、彼女の伝説的なソロ・キャリアを、彼女が発表してきたシングル曲を通してアンソロジーとしてまとめ上げた全55曲収録の大作だ。「胸いっぱいの愛を(原題: Whole Lotta Love)」のカヴァーから、2020年に発表された「愛の魔力(原題: What’s Love Got To Do With It)」のカイゴによるリミックス音源までを網羅した、初めて彼女のシングル曲を年代順に編纂した一つの作品として登場することとなる。
◆この『クイーン・オブ・ロックンロール』は、全55曲を収録した3枚組CDエディション、同じく全55曲を収録した5枚組アナログ・エディション、そしてその中から厳選された12曲を収録したアナログ盤という3形態でのリリースが予定されており、全てのフォーマットには、ティナ・ターナーの古くからの友人でありコラボレイターでもあるブライアン・アダムスからの序文も掲載されている。
◆ソロ・アーティストとしてティナ・ターナーが最初にリリースしたのは、1974年のアルバム『TINA TURNS THE COUNTRY ON!』で、当時はデュオのアイク&ティナ・ターナー・レヴューとしてツアーを行い、アルバムをリリースしていた頃だった。この作品からのシングル・カットはなかったのだが、1975年発表のセカンド・アルバム『アシッド・クイーン』からはレッド・ツェッペリンの楽曲をカヴァーした「胸いっぱいの愛を」がシングル・カットされ、この曲を皮切りに、以降様々なシングル曲を発表していった。その活動の中で、彼女はデヴィッド・ボウイやブライアン・アダムス、エリック・クラプトンやロッド・スチュワートといった伝説的アーティストたちとのデュエット曲を始め、「愛の魔力」や「プライヴェート・ダンサー」、「孤独のヒーロー(原題: We Don’t Need Another Hero)」や「ザ・ベスト」、「スティーミー・ウィンドウズ」や「アイ・ドント・ワナ・ルーズ・ユー」、そして「ディスコ・インフェルノ」といった、時を越えて多くの人々に愛される数々のポップ・シングルやロック・シングルを世に送り出してきたのだ。
◆誰もが認める比類なきロックンロールの女王が遺したレガシーを祝福すべく、このコレクションにはシンプルに「サムシング・ビューティフル」というタイトルが付けられた、「サムシング・ビューティフル・リメインズ」の新ヴァージョン音源が収録されている。この音源は、伝説的なプロデューサーでありティナの長きにわたるコラボレイターでもあるテリー・ブリテンが手がけたもので、まさにティナ・ターナーというアーティストが遺したパワーを敬うに相応しい、情感あふれる最後のトリビュートとなった。彼はティナにこうメッセージを記している。 「愛するティナへ、君と一緒に音楽を作ってきた経験は、この先二度と繰り返されることはない。しかし、私の心の中で、君が遺してくれた美しい何かはこれからも続いていくのだ(something beautiful remains)。愛をこめて…」
◆ティナ・ターナーは世界中から敬愛され、彼女自身のパーソナルな物語や歌、ダンスといった、時代を超えて世界を魅了し続ける彼女の音楽的レガシーを通して、何百万人もの人々にインスピレーションを与えてきた。彼女は、間違いなく、数多くいるアーティストの中でも最も重要なアーティストの一人なのだ。2005年のケネディ・センター名誉賞におけるティナへのトリビュート・イベントに出演したビヨンセは、次のようにコメントを残している「あなた(ティナ・ターナー)のパフォーマンスを初めて見た瞬間を、生涯忘れることはないでしょう。こんなに力強く、恐れを知らず、そしてこんなに素晴らしい女性を見たのは生まれて初めてだったのです」。また、ティナ・ターナーとビヨンセの2人による「プラウド・メアリー」のパフォーマンスは、グラミー賞授賞式における最も象徴的なパフォーマンスとして、現在も語り継がれている。
◆現在までに2億枚以上のアルバム・セールスを誇る彼女は、英国では10曲のトップ10シングルや9枚のトップ10アルバムを生み出し、70年代から2020年代まで、6年代にわたり連続でトップ40にシングルを送り込んだ初の女性アーティストとして記録されている。累計アルバム・セールス枚数は英国で実に20xプラチナム・ディスクを、全米でも9xプラチナム・ディスクを獲得し、世界的にも驚異的なセールスを誇るアーティストだ。彼女は8度のグラミー賞受賞と25回のグラミー賞ノミネートを受け、1991年にはロックの殿堂入りを果たし、1988年開催の“ブレイク・エヴリ・ルール・ツアー”では、リオ・デ・ジャネイロのマラカナン・スタジアムで開催されたコンサートに実に18万4千人もの観客を動員し、ソロ・コンサートでのチケット販売公演における最多動員数の世界記録を打ち立てている。また、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムやセントルイス・ウォーク・オブ・フェイムには彼女の星型プレートが飾られており、ローリング・ストーン誌が選出する「100人の偉大なるシンガー」の17位に、そして「100人の偉大なるアーティスト」の63位に、ティナ・ターナーが選出されている。
◆こうした成功や名声にも関わらず、ティナ・ターナーは常に親しみやすく、多くの人から慕われる存在であった。ブライアン・アダムスは、今回のアルバムのために寄稿した美しくも私的な序文で、ティナの生涯を完璧な言葉でまとめてくれている…。 「無名時代から、UKやヨーロッパでのステージに至るまで、ティナは私の人生の流れを変えてくれた存在であり、彼女と共に貴重な時間を過ごせたことに、本当に感謝している。彼女は誰にも止めることができない力に満ち溢れており、彼女のようなエネルギーや歌声を持ち合わせる人は、誰一人としていないだろう。きっとこの言葉が一番ふさわしいと思うし、この一言に尽きるよ、“イッツ・オンリー・ラヴ”」
■収録曲
【CD 1】
01. Whole Lotta Love
02. Acid Queen
03. Root, Toot Undisputable Rock 'N Roller
04. Viva La Money
05. Sometimes When We Touch
06. Music Keeps Me Dancin'
07. Let's Stay Together (Single Version)
08. Help
09. What's Love Got to Do with It
10. Better Be Good to Me
11. Private Dancer (Single Edit)
12. I Can't Stand the Rain
13. Show Some Respect
14. We Don't Need Another Hero (Thunderdome)
15. One of the Living
16. It's Only Love (feat. Bryan Adams)
17. Typical Male
18. Two People
19. What You Get Is What You See
20. Girls
【CD 2】
01. Break Every Rule
02. Paradise Is Here
03. Afterglow
04. Tearing Us Apart (feat. Eric Clapton)
05. Addicted to Love (Live at Camden Palace, London)
06. A Change Is Gonna Come (Live)
07. Tonight (with David Bowie) (Live AT NEC, Birmingham)
08. River Deep, Mountain High (Live in Europe)
09. The Best (Edit)
10. Steamy Windows
11. I Don't Wanna Lose You
12. Look Me in the Heart
13. Foreign Affair (Edit)
14. Be Tender with Me Baby
15. It Takes Two (with Rod Stewart)
16. Nutbush City Limits (The 90's Version)
17. Love Thing
18. Way of the World
【CD 3】
01. I Want You Near Me
02. I Don't Wanna Fight (Single Edit)
03. Disco Inferno
04. Why Must We Wait Until Tonight? (7"" Single Edit)
05. Proud Mary (Edit)
06. Goldeneye
07. Whatever You Want (Alternative Mix)
08. On Silent Wings (Single Edit)
09. Missing You (Single Edit)
10. In Your Wildest Dreams (feat. Barry White) (Radio Edit)
11. Cose Della Vita (with Eros Ramazzotti)
12. When the Heartache Is Over
13. Whatever You Need
14. Open Arms
15. Teach Me Again (with Elisa)
16. What's Love Got to Do with It (Kygo Remix)
17. Something Beautiful (2023 Version)
ティナ・ターナー|1986年に発表した、数々の豪華ゲスト・アーティストを迎えた名作『BREAK EVERY RULE』が、初の最新リマスター音源となってる!