コロン&フィンランド放送響、テツラフ/ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲、パルティータ、ノヴェレッテ
ニコラス・コロンが振るルトスワフスキ、クリスティアン・テツラフ参加!
フィンランド放送交響楽団が継続して取り組むルトスワフスキのオーケストラ作品のシリーズに、2021年から首席指揮者を務めるニコラス・コロンの録音が登場。初期の傑作「管弦楽のための協奏曲」と、「短編小説」といった意味合いを持つ「ノヴェレッテ」では、コロンの的確な作品理解と明晰な指揮によりオーケストラの機能性が遺憾なく発揮されています。アンネ=ゾフィー・ムターに捧げられた「パルティータ」では名手テツラフが共演。楽器を常に豊かに鳴らす傾向のあるムターに対して、テツラフは時に聞こえなくなるぎりぎりまで音量を下げたり、ささくれ立った音で攻撃的な演奏を仕掛けたりと、表現意欲旺盛な演奏を展開。オーケストラも呼応します。ソロ・パートの名技も聴きものです。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):
1-3. 管弦楽のための協奏曲(1950-54)
1. I Intrada (Allegro maestoso)
2. II Capriccio notturno ed Arioso (Vivace)
3. III Passacaglia, Toccata e Corale
(Andante con moto - Allegro giusto)
4-8. パルティータ - ヴァイオリンと管弦楽のための(1988)
4. I Allegro giusto
5. II Ad libitum
6. III Largo
7. IV Ad libitum
8. V Presto
9-13. ノヴェレッテ(1979)
9. I Announcement
10. II First Event
11. III Second Event
12. IV Third Event
13. V Conclusion
【演奏】
ニコラス・コロン(指揮)
フィンランド放送交響楽団
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)…4-8
【録音】
2022年4月…1-3
2022年9月…4-8(ライヴ)
2022年12月…9-13
Helsinki Music Centre(フィンランド)
総収録時間:60分
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年10月03日 00:00