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レプシッチ&ミュンヘン放送管/ヴェルディ:歌劇《第1回十字軍のロンバルディア人》(2枚組)

ヴェルディ:歌劇《第1回十字軍のロンバルディア人》

イヴァン・レプシッチによるヴェルディ初期歌劇シリーズ、第4作目は《第1回十字軍のロンバルディア人》

2017年9月、ヴェルディの歌劇《ルイザ・ミラー》を指揮、ミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者としてデビューを飾ったイヴァン・レプシッチ。2018年には《2人のフォスカリ》2019年には《アッティラ》を演奏。どれもBR-KLASSIKから全曲盤CDとして発売され高く評価されています。

今回のアルバムは2023年4月23日に上演された《第1回十字軍のロンバルディア人》のライヴ収録。
1843年に初演されたヴェルディの4作目にあたるこの歌劇は、11世紀ミラノを舞台に、圧政からの民族解放とローマ貴族の兄弟の確執を描いた重厚な物語。政治批判や宗教的なテーマが問題視されながらも、若きヴェルディの成功作となり、1847年にはニューヨークで上演されるなど大人気を博しました。

アルヴィーノを歌うのはアメリカで学んだ若きテノール、ガレアーノ・サラス。張りのある高音と役への感情移入で聴き手を魅了します。ジゼルダ役のニーノ・マチャイゼは新国立劇場でも歌ったおなじみのソプラノ。パガーノを歌うミケーレ・ペルトゥージらヴェテランの歌唱も光ります。レプシッチの指揮は、若きヴェルディの鮮烈なドラマを見事に描きだしています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《第1回十字軍のロンバルディア人》全4幕
台本:テミストークレ・ソレーラ

[CD1]
1-14. 第1幕
15-25. 第2幕

[CD2]
1-7. 第3幕
8-14. 第4幕

【演奏】
アルヴィーノ:ファルコの息子…ガレアーノ・サラス(テノール)
ジゼルダ:アルヴィーノの娘…ニーノ・マチャイゼ (ソプラノ)
ヴィクリンダ:アルヴィーノの妻…レーカ・クリストーフ(ソプラノ)
オロンテ:アンティオキア王の息子…ピエロ・プレッティ(テノール)
ピルロ:アルヴィーノの臣下…ミクローシュ・シェベシュティエーン(バス・バリトン)
パガーノ:ファルコの息子…ミケーレ・ペルトゥージ(バス) 他

バイエルン放送合唱団
(合唱指揮:ステッラリオ・ファゴーネ)
ミュンヘン放送管弦楽団
イヴァン・レプシッチ(指揮)

【録音】
2023年4月23日(ライヴ)
ミュンヘン、プリンツレゲンテン劇場

総収録時間:125分

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年10月20日 00:00