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ロベルト・アバド&RAI国立響/ロッシーニ:歌劇《コリントの包囲》~2017年ロッシーニ・フェスティヴァルで上演


[CMajorEntertainment 公式チャンネルより]

2017年ロッシーニ・フェスティヴァル
バルセロナのパフォーマンス集団ラ・フラ・デルス・バウス演出
ギリシャ独立戦争を題材としたロッシーニの《コリントの包囲》

ロッシーニ・オペラ・フェスティバルは、毎年8月にイタリア中部マルケ州のペーザロ市で開催されている音楽祭。本映像は、2017年に上演された新演出の歌劇《コリントの包囲》。

《コリントの包囲》(1826年10月9日パリ・オペラ座初演)は、イタリアで成功をおさめることができなかった《マオメット2世》(1920年)のフランス語改作として企画されました。制作途中であった1821年に勃発したギリシャ独立戦争に影響され、物語の舞台は1459年のギリシャの都市コリントに変更されています。初演当時は舞台映えのするドラマティックな作品として19世紀前半には各地で上演されるなど、非常に人気がありました。

本上演の演出は、『バレンシア・リング』として話題となったバルセロナのパフォーマンス集団ラ・フラ・デルス・バウスが参加しており、その中心メンバー、カルルス・パドリッサが演出を担当しています。バイロンの長編詩『コリントの包囲』(1816年)のテキストを映し出したり、大きなペットボトルを用いた壁など、カルルス・パドリッサらしい斬新な演出となっています。

充実の歌手陣にも注目。マオメット2世はベネズエラ出身のルカ・ピサローニの華やかな立ち姿と堂々とした歌声、パミーラ役のニーノ・マチャイゼは劇的な歌唱で圧倒的な印象を残します。そして脇を固める歌手陣の実力も特筆すべきものがあります。特にロシアのテノール、セルゲイ・ロマノフスキー。《リッチャルドとゾライデ》のアゴランテ役が記憶に新しいですが、ここでもパミーラの恋人ネオクレスを好演しています。
(キングインターナショナル)

ブルーレイ

[日本語帯・解説付き]
画面:16:9,1080i
音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1
リージョン:All
BD50
原語:フランス語
字幕:英語、ドイツ語、フランス語、韓国語、日本語
173 分

 

DVD(2枚組)

[日本語帯・解説付き]
画面:16:9,NTSC
音声:PCM ステレオ、DTS-HD5.1
リージョン:All
DVD9
原語:フランス語
字幕:英語、ドイツ語、フランス語、韓国語、日本語
173 分

 

【曲目】
ロッシーニ:歌劇《コリントの包囲》

【演奏】
マオメット2 世(トルコ皇帝):ルカ・ピサローニ(バス)
クレオメネ(コリントの総督):ジョン・アーヴィン(テノール)
パミーラ(クレオメネの娘):ニーノ・マチャイゼ(ソプラノ)
ネオクレス(コリントの隊長、パミーラの恋人):セルゲイ・ロマノフスキー(テノール)
イェーロ(守備隊長):カルロ・チーニ(バス)
アドラステ(ギリシャの兵士):シャビエル・アンドゥアガ(テノール)
オマール(マホメットの部下):ユーリ・サモイロフ(バリトン)
イズメーネ(パミーラの親友):セシリア・モリナーリ(メゾソプラノ)

RAI国立交響楽団
ロベルト・アバド(指揮)
ヴェンティーディオ・バッソ劇場合唱団(合唱指揮:ジョヴァンニ・ファリーナ)

演出、舞台美術:カルルス・パドリッサ(ラ・フラ・デルス・バウス)
衣装、ビデオ・デザイナー:リタ・カベルート
照明:ファビオ・ロッシ

日本語字幕:西久美子

【収録】
2017年8月、アドリアティック・アリーナ、ぺーザロ(ライヴ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年02月22日 00:00