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竹内勝哉(katsuya Takeuchi)|タワレコ限定発売!『宵』気鋭の現代型(コンテンポラリー)ジャズギタリスト初のソロ・アルバム

竹内勝哉

ジャズからロックまでクロスオーバーするギタリスト、初のソロ・アルバムがタワーレコード限定でCD発売!

 

竹内勝哉は、本格的なギターロックバンドでの活動を経て、20代後半からジャズギタリストとして活動を開始した異色の経歴を持つ。日本のポップスやロックをはじめ、メタル、ジャズ等、様々な影響を受けた独自の作曲センスと、叙情的で美しいトーン&メロディをベースに、エモーショナルなプレイ、エフェクトを使用した多彩なサウンドメイクで、ジャンルの壁を感じさせない。

「宵/Yoi」は、竹内勝哉という「異端児」の歩みを表現した作品である。10代はメタル、ロックミュージックに傾倒し、長年ロックバンドのギタリストとして活動してきた。同時にジャズの持つ即興性やサウンドに惹かれていた彼は、20代後半にジャズギタリストへ転身する。今作品は、そんな竹内勝哉の音楽人生のオムニバス的な作品だと言えるだろう。現代ジャズに軸足を置き、多くの即興性が散りばめられている中、メタルミュージックフレーバーのあるギターリフ、日本のポップスの影響を感じる哀愁のあるメロディなど、他にはない独自のバランス感で見事に自身の音楽を表現している。またレコーディングメンバーの個性も強く反映しており、バンド的な魅力も強く感じられる。

特にTrack2「Interstellar」は、竹内が生み出した日本的なメロディセンスと、モーダルなジャズ的アプローチが光る楽曲で、メンバーの「個性の殴り合い」が非常に痛快な一曲だ。他にも、美しく叙情的なメロディと邦楽的なコード進行を落とし込んだTrack 8「886」、敢えてオールドスクールなジャズスタンダードフォームを使用しつつ、オリジナリティを感じさせるTrack 5「Play is Work」、それ以外の楽曲も様々な個性やジャンルを感じるが、そのどれもが「竹内勝哉」でしか作り出せない配合であり、「竹内勝哉」というジャンル誕生を予感してならない。現代ジャズ、ジャズギターファンのみならず、ロックやポップス要素の強いインストバンドリスナーにも届く作品になっているのではないだろうか。

Mikiki特集記事
竹内勝哉、ジャンルを越境しジャズに行き着いたギタリスト――
1stアルバム『宵/Yoi』への道のりとその先を語る⇒

アーティストや関係者の方から
1st Album 「宵」についてコメントをいただきました。(順不同、敬称略)


阿部大輔 (ギタリスト/コンポーザー)
不思議だけどどこか懐かしいメロディーに抑制されたバカテクギターが響く独特の世界観引き込まれます。
オリジナル曲はどれもユニークで、センスが光りサプライズも満載。ポジティブでフレッシュなエネルギーに溢れた入魂の作品は必聴です!
個人的にはトラック4 と 5 がお気に入りです。
ギター演奏はどれも素晴らしいですが、特に、トラック5 の超絶ソロは圧巻です!

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和田陽介(Libstems) (ギタリスト/グラフィクデザイナー)
たった数秒で耳を惹きつけるギタリストは多くはないですが、間違いなく竹内さんはそんな才能を持ったギタリストの一人。
縦横無尽に駆け巡る現代的なフレーズ、ざらっとした歪んだギターとグリッチ、ワープさせたエフェクト、4人のミュージシャンの卓越した個性と引き立て合う絶妙なアンサンブル。
アートワークも彼らの演奏にインスパイアされデザインさせてもらいました!
お楽しみいただければ嬉しいです。

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ウチダアキヒコ(Qaijff) (ベーシスト/コンポーザー)
歌詞がなくても唄がなくても、聴こえてくる言葉がある。
音楽に対する情熱、愛情、執念だ。
M7/Erupt のメタルフレーバーのリフ、M8/886 の情景が見えるエモーショナルなメロディ。
このアルバムの中で好きなところを挙げようと思えば色々と書けるけど、それよりも何よりも。
彼の音楽に対する真っ直ぐな心が僕は好きで、その心が今作「宵」でははみ出しまくっている。
ギタリスト竹内勝哉。ここからどこまでも自由に、ひたむきに新しい景色をたくさん描いていくんだろうな。

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清水行人 (ギタリスト/コンポーザー)
コンテンポラリージャズの定義は様々だが ジャズ と付くからにはジャズの要素が入っている必要があると僕は思う。
このアルバムはトラディショナルなジャズの語法、ビバップ的アプローチ、リズム、インタープレイなどを踏襲した上で更に現代的なアプローチが加わった、まさしくコンテンポラリージャズ と呼べるものだろう。
複雑で小難しいジャズ=コンテンポラリージャズというイメージを払拭するようなキャッチーでリリカルなメロディーやロック的アプローチ。
誰が聞いても素直に『カッコいい』と思える作品を生み出してくれたことをとても嬉しく思う。

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高橋聡志 (タワーレコード株式会社 取締役 COO)
好きなギタリストは?と聞かれたら竹内勝哉と答えます。
4月にして今年のベストアルバムとなりました。
音色、フレーズ、楽曲、どれも好み。
もちろんテクニックも素晴らしいのですが、作曲センスやフレーズのセンスが群を抜いていて、コンテンポラリー・ジャズ・ギターのエッセンスを散りばめながらも、ポップスのセンスでそれを紡いでいる。
とても聴きやすいコンテンポラリー・ジャズ ・ギターとでも言いましょうか。
得てして難解になりがちなジャンルですが、口ずさめるメロディーとフレーズは、このジャンルの門戸を大きく開いたと言っても過言ではない傑作です。
もちろんテクニックに裏付けられたプレイは全てのギタリストのお手本になるもので、いざ弾いてみようと思うと、マジで?というプレイが随所に。
ロメイン・ピロンが好きでよく聴いていますが、プレイスタイルは違えども、音の選び方のセンスに近いものを感じます。
テクニックとセンスが交わると、とんでもない音楽を奏でるんだな、と感心しきりです。
好きなギタリストは?うーん、竹内勝哉ですかね笑


Mikiki特集記事
気鋭ギタリスト竹内勝哉の初作『宵』がタワレコ限定CDリリース 
現代ジャズにロック、メタル、J-POPを独自配合⇒

収録曲

1. Lift Off
2. Interstellar
3. Timeline
4 .Maze
5 .Play is Work
6 .Iriai
7 .Erupt
8 .886
9 .Tears of Rainbow

RECORDING MEMBER
Guitar 竹内勝哉
Piano/Keyboards 平手裕紀
Bass 荒川悟志
Drums 杉山寛

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竹内勝哉
愛知県名古屋市出身。
15歳でギターを始めロックに傾倒。高校進学と同時に音楽活動を始め、SCHOOL OF LOCK!、Sony Music、auが主催する全国10代のアーティストを対象にしたロックフェス型オーディション「閃光ライオット2009」にエントリーし、ファイナリストに選出。東京ビッグサイトにて演奏、コンピレーションアルバムに参加。
音楽専門学校を卒業後、所属バンドにて全国流通盤を複数枚リリース。ラジオ・TV等メディアへの出演、各地での演奏活動を精力的に行う他、ギタリストとしてQaijff、ベイビーレイズJAPAN等のレコーディングに参加し、プレイヤーとしての活動を開始。同時期に以前より興味のあったジャズギタリストのサウンドに惹かれ、ジャズギターを清水行人氏に師事。自身の変化と共に音楽活動を移行。
現在はギタリストとして東海地方のジャズクラブを中心に自身のオリジナルカルテットやサイドメンバーとして演奏活動を行う他、プロサッカークラブ名古屋グランパスのスタジアムBGM、劇伴、バンドサポート等、ポップス・ロック系のレコーディング参加や演奏も行なっている。2022年には豊田スタジアムにて明治安田生命J1リーグキックオフ前に名古屋フィルハーモニー交響楽団との生演奏を行う等、ジャンルに囚われない活動を行っている。

本人選盤コメントによる竹内勝哉を構成する10枚

James Francies『Flight』

ヒップホップやR&B、自分が影響を受けた様々な音楽をジャズベースに取り込み自己表現していく現代的なバランス感というか、ジャンルに囚われない色んなアイデアとパワーのあるサウンドが刺激的で、でもキャッチー。最高にカッコいいです。



Shai Maestro『Human』

繊細で美しいサウンド、スピーカの向こうに広大な別世界が広がっていて、どこか知らない場所へ連れて行ってくれるような素晴らしい作品です。最近のアルバムですがよく聴いています。



Will Vinson『Tripwire』

Will Vinsonをコードレスで楽しめるアルバムです。Will Vinsonの紡ぐラインや音楽の感じが僕は好きで、ライブ録音等も含めてソロだったりいくつかコピーしたりしていたのでチョイスしました。



Lee Ritenour、Larry Carlton『Larry&Lee』

10代で音楽学校に入ったくらいに出会った作品です。当時海外のハードロック/メタルばかりを聴いていた自分から今に至る架け橋的な存在です。ロックが好きだった自分にも馴染みやすいスムースジャズ・フュージョン的なサウンドで新しい”かっこいい”を教えてくれたアルバムです。



宇多田ヒカル『Single Collection Vol.2』

ポップで美しくて儚さみたいなものを内包しているサウンドが好きで昔から聴いています。名曲がたくさんありすぎるので好きな曲が多く入っている方のベストにしました。他にも沢山好きな国内アーティストが居て、日本のポップスを聴いて育ったので、これもまた僕の一つの根っこの部分になっていると思います。



The xx『XX』

テンション低めで少しダークでポップ、こういう世界観が大好きで学生の頃によく聴いていました。他にもポストロック的なインストバンド等も当時聴いていた記憶があるので自分のサウンドに影響していると思います。



Yngwie Malmsteen『Rising Force』

僕のギターヒーローで、技術面でも大きな影響を受けました。速弾きというテクニックにフォーカスされがちですが、ベンドやビブラートには泣き叫ぶような色気があり、エモーショナルなギターを弾くところが好きです。



Kurt Rosenwinkel『Undercover』

ダークで知的、歌心があって内から感情があふれ出るようなオリジナリティのあるサウンドが素晴らしいです。現代ジャズギターファンならみんな知っているギタリストだと思いますが、カルテット編成の最新作品をチョイスさせていただきました。



Sonny Rollins『The Bridge』

ジム・ホールとパット・メセニーは僕にとってジャズギターサウンドをかっこいいと思うきっかけになったギタリストです。チョイスした作品はソニー・ロリンズがギターを採用したカルテット編成で録音したアルバムで、ジム・ホールのギターがたっぷり楽しめます。



発売記念イベント開催

竹内勝哉 (katsuya Takeuchi) ソロ・アルバム『宵』発売を記念し、下記タワーレコード3店舗にてミニライブ&サイン会を開催いたします。
※詳細は各店舗のリンクをご覧ください。

4/27(土) タワーレコード梅田NU茶屋町店
https://tower.jp/store/event/2024/4/096030

4/28(日) タワーレコード名古屋パルコ店
https://tower.jp/store/event/2024/4/015009

5/4(土/祝) タワーレコード渋谷店
https://towershibuya.jp/2024/03/25/196138

コチラもオススメ!清水行人『Tiny Tones』


ジャズギタリスト清水行人による待望のファーストアルバム。全8曲オリジナル作品。透き通るようなギターの音色と繊細なタッチから紡ぎ出されるホーンライクなアドリブラインとピアノライクなハーモニー、そして卓越したインタープレイはジャズギターファンのみならず多くの聴き手を魅了する。本作はギター、サックス、ドラム、ベースによるカルテット編成、収録曲は全て清水のオリジナル曲、メロディーを大切にした叙情的な楽曲はどこか懐かしさを感じさせる。

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タグ : [anoto] ジャズ・ギター ジャズ復刻&発掘 リイシュー

掲載: 2024年03月06日 00:00

更新: 2024年04月11日 13:04