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ユロフスキ&LPOのストラヴィンスキー・シリーズ第3弾完結編!”プルチネッラ”全曲、交響曲 ハ調、”オード”、他(2枚組)

ユロフスキ

ユロフスキ&LPOのストラヴィンスキー・シリーズ
第3弾にして完結編!


ユロフスキ指揮LPOのストラヴィンスキー・シリーズ第3弾にして完結編の登場。ライヴ演奏会でも絶賛され、またCDシリーズも世界で高く評価されているシリーズが完結となります。演奏機会の少ない作品も網羅した充実の内容。

ディアギレフから依頼されて手掛けた《プルチネッラ》は、ペルゴレージ原作の音楽を借用し、不協和音などでエッジと風刺の効いた作品に仕立てたもの。交響曲 ハ調はシカゴ交響楽団創立50周年記念のために委嘱され、ストラヴィンスキー自身の指揮で1940年に初演されました。20台にひとつシンフォニーを手掛けた後の最初の本格的なオーケストラのための交響曲で、ハイドンやベートーヴェンへのまなざしが強く感じられる作品です。オードは1943年、クーセヴィツキーから、その妻をたたえるための作品を、という依頼を受けて作曲されたもの。1913年の《春の祭典》初演に継ぐくらいに悲惨な結果となったのがこの《トレニ》の初演でした。十二音技法で書かれていますが、調性的な要素も持ち合わせ、驚くほど豊かであたたかみのある音楽となっています。典礼用ではなく、『哀歌』から様々な詩を選び、特定の物語性はない、演奏会用に作曲されています。大変すばらしい演奏です。《変奏曲》は、1963年に亡くなったストラヴィンスキーの長きにわたる友人、イギリスの小説家オルダス・ハクスリーが亡くなったことを受けてその死に捧げられています。ストラヴィンスキー最後の完成されたスコアとなった(小さな歌曲を除く)レクイエム・カンティクルズは、十二音技法で書かれており、儀式的な構造、刺激的なハーモニー、明快でシャープな色彩など、ストラヴィンスキーの特徴がまさにあらわれている作品です。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ストラヴィンスキー(1882-1971)
[CD1]
・プルチネッラ〔録音:2020年12月5日〕
・交響曲 ハ調〔録音:2018年4月18日〕
・オード(頌歌、3部の悲しみの歌、またはトリプティク)〔録音:2018年4月21日〕
[CD2]
・トレニ~預言者エレミアの哀歌〔録音:2018年12月8日〕
・変奏曲~オルダス・ハクスリー追悼〔録音:2018年12月8日〕
・レクイエム・カンティクルズ〔録音:2018年11月10日〕

【演奏】
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
アンハラッド・リドン(メゾ・ソプラノ/プルチネッラ、レクイエム・カンティクルズ)
サム・ファーネス(テノール/プルチネッラ、トレニ)
マシュー・ローズ(バス/プルチネッラ)
エリザベス・アサートン(ソプラノ/トレニ)
マリア・オストルコヴァ(メゾ・ソプラノ/トレニ)
ジョエル・ウィリアムズ(テノール/トレニ)
テオドール・プラット(バリトン/トレニ)
ジョシュア・ブルーム(バス/トレニ)
マキシム・ミハイロフ(バス/レクイエム・カンティクルズ)
ロンドン・フィルハーモニー合唱団(トレニ、レクイエム・カンティクルズ)
すべてロイヤル・アルバート・ホールでの録音

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年05月24日 18:00