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キアン・ソルターニ (チェロ) 『シューマン』 2024年9月下旬発売 

キアン・ソルターニ

「彼の音楽は詩」―若きチェリストが編曲も行ったオール・シューマンのニュー・アルバム


イラン系オーストリア人のチェリスト、キアン・ソルターニのニュー・アルバムはシューマンの作品集です。クララ・シューマンの作品も1曲取り上げています。「彼の音楽は詩です。ロベルト・シューマンほど私の中に力強い結びつきを生じさせることのできる作曲家は他にあまりいません」とソルターニは自身のライナーノーツに書いています。
共演したカメラータ・ザルツブルクとともに、「全く完璧である」と『グラモフォン』誌に評されたソルターニ。シューマンの不朽のチェロ協奏曲と管弦楽編曲された歌曲を演奏し、指揮しています。そしてフランスのピアニスト、ジュリアン・クエンティンと共演している歌曲はソルターニが最も大切にしている曲で、編曲も自身で行っています。
1992年生まれのソルターニは4歳でチェロを始め、12歳の時にバーゼル音楽院、その後リヒテンシュタイン国際音楽アカデミーなどで学びました。ダニエル・バレンボイムのウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団の首席チェリストも務めました。
(ユニバーサルミュージック/IMS)

CD収録予定
ロベルト・シューマン:1-4) チェロ協奏曲イ短調Op.129、5) 夕べの歌(『小さな子供と大きな子供のための12の連弾曲集』Op.85より第12曲)、6) 古城にて(『リーダークライス』Op.39より第7曲)、7)『民謡風の5つの小品』Op.102より第2曲、8) 月の夜(『リーダークライス』Op.39より第5曲)、9) 睡蓮の花(歌曲集『ミルテの花』Op.25より第7曲)、10) あの歌を聞くと(歌曲集『詩人の恋』Op.48より第10曲)、11) 異郷にて(『リーダークライス』Op.39より第1曲)、12) 別れ(『森の情景』Op.82より第9曲)、13) 悲しみ(『リーダークライス』Op.39より第9曲)、14) ゆきのはな(『子供のための歌のアルバム』Op.79より第27曲)、15) 献呈(歌曲集『ミルテの花』Op.25より第1曲)、16) クララ・シューマン:私は暗い夢の中で立っていた(『6つの歌』Op.13より第1曲)
(M.ロトによるチェロと管弦楽編[5-8]、K.ソルターニによるチェロとピアノ編[9-16])

【演奏】キアン・ソルターニ(チェロ)、ジュリアン・クエンティン(ピアノ)(9-16)、カメラータ・ザルツブルク(コンサートマスター:グレゴリー・アース)(1-8)
【録音】2023年12月19-21日、ザルツブルク、モーツァルテウム大ホール(1-8)、2024年2月21日、ベルリン、テルデックス・スタジオ(9-16)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年08月30日 10:00