ジェネバ・カネー=メイソン (p)『Fantasie』 CD 2025年3月7日発売
イギリス出身のピアニスト、ジェネバ・カネー=メイソンのソロ・デビュー・アルバム
輸入盤CD
ピアニストのジェネバ・カネー=メイソンは、その「演奏と解釈の成熟度」で聴衆を魅了しています。カネー=メイソン7人兄弟でソリストとしての地位を確立した3人目のジェネバ(長女はピアニストのイサタ、次男はチェロのシェク)は、最近、チネケ!オーケストラとともにBBCプロムスにデビューを果たしました。フローレンス・プライスの協奏曲を演奏し、マスコミからは「音楽的洞察力、技術的な鋭敏さ、そして魅力的な演奏家としての個性を発揮している」と称賛されました。
ジェネバは、2018年BBCヤングミュージシャンのキーボード部門ファイナリストで、2014年フランスのラニー・シュル・マルヌ国際ピアノコンクールのムル・デュ・ソン賞、2013年ノッティンガムヤングミュージシャン賞を受賞しました。さらには、パティ・トーに師事した英国王立音楽アカデミー ジュニアアカデミーでアイリス・ダイアーピアノ賞を受賞しています。
多様な音楽の風景を横断するプログラムをキュレーションすることに情熱を注ぐジェネバは、このアルバムでショパン、ドビュッシー、スクリャービンや、フローレンス・プライス、マーガレット・ボンズ、ウィリアム・グラント・スティルのすばらしい作曲家たちの音楽世界のつながりを探る旅を提供します。作曲家たちが出会ったり、互いに影響を与え合ったり、単に共鳴する存在であったりする中で、それらの関係性を描き出します。
「これらの曲にはとても深く共感しています。それぞれが私にとって大切なものであり、このデビューアルバムに集めることで、ミュージシャンとしての私自身をさらけ出すと同時に、音楽的に私を動かす核を示しているのです」と彼女は語ります。ジェネバは障壁を取り除き、聴衆と直接的なつながりを求めてプログラムと音楽の中に彼女自身の本物の声を聴くようにリスナーをいざないます。
(ソニー・ミュージック)
【曲目】
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35
ショパン:夜想曲第7番 嬰ハ短調 Op.27-1
ショパン:夜想曲第8番 変ニ長調 Op.27-2
フローレンス・プライス:ファンタジー・ネグレ第1番 ホ短調
マーガレット・ボンズ:トラブルド・ウォーター
ウィリアム・グラント・スティル:3つの幻影~第2曲:サマーランド
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ドビュッシー:ヒースの茂る荒れ地
スクリャービン:24の前奏曲 Op.11~第1番 ハ長調
スクリャービン:24の前奏曲 Op.11~第11番 ロ長調
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番 嬰ト短調「幻想ソナタ」
【演奏】
ジェネバ・カネー=メイソン(ピアノ)
【録音】
2024年9月27-30日、ロンドン、St Jude-on-the-Hill
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2025年01月24日 12:00