〈タワレコマケプレ〉【追悼】Ozzy Osbourne（オジー・オズボーン）関連作品アナログ盤特集

ヘヴィ・メタルの原型となった、バンドの伝説的デビュー作。雷雨と鐘の音で始まる表題曲は、オジーの咆哮、そしてアイオミの重く引きずるようなギターが印象的。悪魔的な世界観とダークなブルースが渦巻く、全ロックファン必聴の歴史的傑作。UKオリジナル盤。

1972年リリースの4thアルバム。持ち前のヘヴィネスに、ピアノやストリングスを用いた美しいメロディが融合。構成美に富んだドラマチックな楽曲群が並ぶ一つの到達地点といえる作品。UKオリジナル盤。

1975年リリースの6thアルバム。プログレッシブな楽曲構成、複雑なリフ、そして全てを貫く生々しいエネルギーは、バンドの野心と反抗の証。ヘヴィメタルの枠を自ら拡張した、挑戦的な野心作。UKオリジナル盤。

オジーのシャウト、アイオミのリフ、地を這うリズム隊。早くも頂点に達した四位一体のサウンドが炸裂する、ヘヴィ・ロック史に燦然と輝く金字塔。揺るぎないサバスの最高傑作にして、全ロックファン必聴の歴史的名盤。

伝説を創ったオジー、アイオミ、ギーザーが35年ぶりに奇跡の再集結を果たし、巨匠リック・ルービンを迎えて制作された彼らにとって最後のオリジナル・アルバム。いつの時代にも唯一無二の存在感を放つ彼らのロック魂が凝縮された、バンドとしての有終の美を飾るにふさわしい一枚。

1982年発表のソロ二作目。プロデューサーにマックス・ノーマンを迎え、サウンドは前作の延長線上にありながら、より完成度を高めている。ダークかつドラマチックな世界観、さらに進化したランディ・ローズのギター、そして壮大で複雑な楽曲構成に、オジーの音楽的野心が結実した作品。

ガンズ・アンド・ローゼスのダフ・マッケイガンやレッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスなどが参加した、ソロとしては前作から10年ぶりのリリースとなった11thアルバム。往年のヘヴィネスとは異なるが、楽曲のクオリティは非常に高い。バラエティに富んだサウンドの中に、オジーの卓越したポップセンスが存分に発揮された快作。

アンドリュー・ワットが再びプロデュースを手掛けた2022リリースの13作目。事実上のラスト・アルバムとなった本作は、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、トニー・アイオミ、ザック・ワイルドら豪華ギタリストとの競演が最大の聴きどころ。名手たちの個性と渡り合うオジーの歌声も圧巻。