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キャンプブームの火付け役!連載10周年を迎えたマンガ「ゆるキャン△」の魅力に再注目

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キャンプブームの火付け役にもなった、人気マンガ「ゆるキャン△」。連載10周年を迎えたことで、あらためて同作に注目が集まっている。そこで今回は、作品がこれまでたどってきた歴史を振り返ってみよう。

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●マンガ、アニメ、ドラマと幅広く展開!

漫画家・あfろ(あふろ)による「ゆるキャン△」は、雑誌「まんがタイム きららフォワード」で2015年5月から連載が始まった。作中では山梨県を舞台に、女子高校生たちの日常やキャンプライフをゆったりとした空気感で描いている。

物語で紹介されるキャンプノウハウには、作者の実体験と取材に基づいた知識が盛り込まれているのが特徴。また山梨県にある浩庵キャンプ場や、静岡県の御前崎市など、実際の風景をモデルにした美しい自然描写も魅力のひとつだ。

テレビアニメは、第1期が2018年1月から開始。さらに2021年1月より第2期が、2024年4月に第3期が放送されている。2022年7月には、大人になった主人公たちの姿を描くアニメ映画も公開された。

また、「ゆるキャン△」は実写ドラマとしても展開済み。主演の福原遥をはじめ、大原優乃、田辺桃子、箭内夢菜、志田彩良といった若手女優らが、個性的なキャラクターたちをそれぞれ演じた。2020年1月にシーズン1が放送され、翌年にはシーズン2も制作されている。

なお2025年11月からは、マンガ連載10周年を記念し、原作初となる大規模展覧会も開催されることが決定した。会場は、東京ソラマチと大阪のあべのハルカス近鉄本店を予定。クラウドファンディングによって制作が決まった、作中のキャンプルートを網羅する巨大ジオラマも場内に展示される。

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各媒体を通じて多くのファンに支持されてきた「ゆるキャン△」。2025年5月時点で、17巻あるコミックスの累計発行部数はすでに1000万部を突破している。なかでもコミックス第1巻は、志摩リンと各務原なでしこの出会いを描いた物語の原点ともいうべきエピソードを収録。連載10周年を迎えた今だからこそ“始まり”を振り返り、原作の魅力にあらためて触れてみてはいかがだろうか。

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●実践「ゆるキャン△」

●あfろ 著書

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タグ : レビュー・コラム

掲載: 2025年08月06日 18:49