若手俳優の注目株!綾野剛と固い絆で結ばれた「齋藤潤」の快進撃が止まらない

2025年10月17日公開の映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』で、長編映画初主演となる若手女優・當真あみの相手役を務めるのが、いま注目の俳優・齋藤潤だ。『カラオケ行こ!』で綾野剛に演技力を認められ、日本アカデミー賞新人俳優賞も獲得した実力派。余命半年の少女との繊細な恋模様に挑む本作で、齋藤の存在感が一層際立っている。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』主題歌
●若手No.1俳優の呼び声も──齋藤潤の快進撃
酒井麻衣監督による映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』は、芥川なおの純愛小説を原作に、高校1年生の少女・萌と同級生・日向の儚くもまっすぐな恋を描く。當真あみが演じるヒロインは医師から余命半年と宣告されており、相手役の齋藤潤との淡く切ない関係性が物語の軸となっている。
そんな繊細な感情表現を要する役どころに抜擢された齋藤潤だが、彼の演技力はすでに高い評価を得ている。転機となったのは映画『カラオケ行こ!』での綾野剛との共演。綾野から“階段を1つ1つ確実に上っている”と称賛された齋藤は、本作で日本アカデミー賞や日本映画批評家大賞など複数の新人賞を受賞し、一躍注目俳優の仲間入りを果たした。
その後も『映画 からかい上手の高木さん』や『室井慎次』シリーズ、『366日』など話題作に相次いで出演。當真とはドラマ『ちはやふる-めぐり-』でも共演しており、今回の映画でのコンビネーションにも期待がかかる。
齋藤の存在感を味わいたいなら、まずは『カラオケ行こ!』をチェックしたい。原作は和山やまによる同名漫画で、歌が苦手なヤクザと合唱部少年という異色のコンビが織りなす、独特なテンポと間が魅力の作品だ。齋藤は、原作に漂う空気感を丁寧にすくい上げ、繊細な表情と抑制の効いた演技で観る者を惹き込んだ。実写版で彼の芝居に引き込まれたら、ぜひ原作コミックも手に取ってみてほしい。齋藤の演技が、どれほど原作の世界観を深く咀嚼して表現されていたかが、より鮮明に伝わってくるはずだ。
タグ : レビュー・コラム
掲載: 2025年09月11日 10:11

