Zoh Amba(ゾー・アンバ)『Eyes Full』USインディー界に新たな時代を切り拓く至宝が〈Matador Records〉から放つ最新アルバム
掲載: 2026年05月14日 19:40

サックスをギターに持ち替え、驚くべき転身を遂げたゾー・アンバが新たな歴史を紡ぐ!
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■作品詳細
USインディーの輝かしい歴史を紡ぎ、新たな時代を切り拓く至宝である、ゾー・アンバが〈Matador Records〉から最新アルバムをリリース!
Beingsのメンバーとしても知られるアンバによるアルバム『Eyes Full』は、故郷であるテネシー州キングスポートと、自身が最初に手にした楽器であるギターへの回帰と、明確かつ本能的に結びついている。このアルバムには、泥臭く緩やかなアコースティック・ブルースが流れており、フィードバックを効かせたエレキギターの爆発的な音や、アパラチアン・フォークの甘美な響きが随所に散りばめられている。すでにニューヨークのアヴァンギャルド・シーンから現れた最も刺激的なサックス奏者の一人となっているアーティストにとって、これは驚くべき転身だと言えるだろう。また今作のドラムは、ペイヴメントのスティーヴン・マルクマスをはじめとしたザ・ハード・カルテットやダーティー・スリーのメンバーとしても知られるドラマーのジム・ホワイトが担当している。
アンバは長らく、純粋なインストゥルメンタル音楽が魂を救い、言葉なしでもより高い精神的な境地に至れると信じていたが、やがて言葉が入り込んできた。サックスを演奏しているとき、アンバはしばしば天へと運ばれていくように感じていた。身体は燃え上がり、涙がこみ上げ、音楽が神へと直結する回路を開いていく。しかしその恍惚とともに、幼少期の暗い記憶の断片もまたよみがえった。それらのヴィジョンから逃げるのではなく、真正面から見据えるための手段となったのがギターだった。アンバは歌いながらそれを乗り越え、そしてキングスポートへと戻っていった。アンバは幼い頃、故郷の小さな町が困難で不安定な時期を通り過ぎていくのを見て育った。しばらくのあいだはその現実から距離を取ろうとしていたが、やがて、自分と最も苦しんでいる人々とのあいだにある隔たりがいかに薄いものかに気づくようになった。そうした人々に対して、より深い慈しみと理解を持つようになっていった。
本作はアンバの故郷から車で1時間ほどのアッシュビルにあるDrop of Sun Studiosで、オーバーダブなしの一発録りで制作された。アンバの親友ケヴィン・ハイランドがエレクトリック・ギターを担当し、ニューヨークの路上で数年前に出会い、いまでは家族のような存在だとアンバが語るドラマーのジム・ホワイトがドラムを担当している。3人はひたすらリハーサルを重ね、毎日一日中一緒に演奏し続け、「本当にタイトになるまでやり込んだ」とアンバは言う。ホワイトとアンバは噛み合うように演奏し、アンバとハイランドは互いに絡み合うようにフレーズを織り上げる。アンバがリズム、ハイランドがリードを担い、それぞれの流れが並走していく。その音楽はまるで密造酒に酔ったかのような響きを持ち、アンバのヴォーカルは唸るように荒々しく、炎のように激しい。ギターは減速したかと思えば再び勢いを増し、まるで線路から外れかけた蒸気機関車のように走る。鋭いざらつきとやわらかさのあいだを不意に行き来し、ある瞬間には牙を剥き、次の瞬間には静かに、やわらかくなる。
■収録曲
01. OCD
02. Another Time
03. Dead End Street
04. Thousand Years
05. Southern Soil
06. Eyes Full
07. Blueberry Thorn
08. Emahoy
09. Weed Eating
10. Odd Jobs
11. Child You'll See
12. PG Tips
13. Smile With Your Eyes
+bonus track for Japan
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