魔猫よあ『センパイを殺したいので女装する』2026年10月16日発売
掲載: 2026年10月08日 14:00

YOASOBI「KILLA」原作小説! 「あなたに愛されるために、僕は美少女になる」
高校二年生の「俺」が恋をしているのは、一学年上の文芸部のセンパイ・園村光子。美しく、奇妙で、女しか愛せない彼女はある日「高校を卒業する日に死ぬ」と告げる。家の借金の代償として、地元を支配する極道の家へ嫁がされるからだ。しかも、どうせ死ぬなら〈理想の美少女〉に殺されたいという。ならば――男の俺が、その少女になればいい。好きな人の願いを叶えるため、好きな人に愛されるため、少年は彼女の理想へと近づいていく。
危険で可笑しく切実な青春小説。
【YOASOBIメッセージ】
YOASOBI composer Ayase
ぶっ飛んだアイディアでありつつ整合性の取れた設定がとても面白いと思い、この曲を聴くことで小説を読んでみたくなる構成にしてみました。音作りに関しても、改めて"小説を音楽にする"ということの原点に立ち返り、小説の世界観をより立体的に感じてもらうため、原作のダークな世界観を踏襲しつつ、キャッチーでありつつ奇天烈なチャレンジを盛り込みました。
YOASOBI vocal ikura
少年の想いは、恋でもあり、信仰でもあり、生きる理由でもあって。対して、センパイの主張する「美しく終わりたい」という願望と、ズレたまま噛み合って進んでいくストーリーに、これまでの物語と違う手触りを感じました。狂気と切実さ、そのどちらをも掬い上げて、歌声で表現したいと思いました。「小説を音楽にするユニット」としての真骨頂を問われる時だと、背筋が伸びる思いです。
【著者メッセージ】
『センパイを殺したいので女装する』は、私の好きな「ファム・ファタールとそれに狂わされる者」を、大好きな谷崎潤一郎の文学や近現代文学の雰囲気を踏襲しつつ、現代感をプラスして、私なりに表現した一作です。YOASOBI様の素晴らしい曲と共に、是非このセンパイという甘い泥沼に嵌ってもらえたらいいなと思っています。
【YOASOBI小説】
次世代の文芸界を担う作家を発掘・育成するプログラム「『はじめての』文芸部」から誕生した作家、魔猫(まびょう)よあさんによるデビュー作。
『はじめての』文芸部は4名の直木賞作家(島本理生さん、辻村深月さん、宮部みゆきさん、森絵都さん)が"小説を音楽にするユニット"YOASOBIとコラボレーションし、小説(『はじめての』)や楽曲(「ミスター」「好きだ」「海のまにまに」「セブンティーン」)、朗読劇など様々なジャンルで作品を展開しながら物語世界をつくりあげた「はじめての」プロジェクトの一環として創設したもの。編集者とプロデューサーによる選考を経て決定した部員の一人が本書の著者、魔猫さんです。
この物語をもとにYOASOBIが新たな楽曲を生み出しました。そのタイトルは「KILLA」。"小説を音楽にする"という原点に立ち返り小説の世界観を立体的に感じられる渾身の楽曲です。
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