インタビュー

昨年から今年にかけてのKEN-U参加作品を一挙に公開!!

 客演数はアーティストの人気の度合いを計る1つのバロメーターになるが、だからして昨年から今年にかけてのKEN-Uの膨大な仕事量は、彼が現行シーンのトップクラスにいることを如実に物語っている。そんなわけで、ここでは彼が参加したアーティスト・アルバムを並べて紹介しよう(コンピや7インチまで入れたらスペースが足りないからね)。まずは2006年から、JUMBO MAATCH+RYO the SKYWALKERとの“Mr. Misunderstand”(MIGHTY JAM ROCKのアルバムに収録)や、JUNIOR DEEとの“目には手には”など大先輩とマイクを交わす一方で、HIBIKILLA“朝5時の太陽”、MUNEHIROの“RUN A WAY”といった同世代/同キャリアのアーティストとも積極的にリンク。また、レゲエ界のみならず、現在のレーベルメイトでR&BシンガーのMay J.作品にもシングル曲“BABY EYES”のリミックスで顔を覗かせている。

 今年に入ってもその勢いは留まることを知らず、GIFTED CHILDS製のリディムに乗ったMOOMINとの“Run Di Place”、SILVER KINGと共に乱入したVADERの“S.K.V.”、ENT DEAL LEAGUEとして参加したCORN HEADの“Keep It UP”(彼は2006年作『LOVE SEEKER』でもKEN-Uを召集)など、さまざまな作品でKEN-Uと出会うことができる。ソロとしてはもちろん、コンビネーション・シンガーとしての腕前も素晴らしく、特にガナリのDJとの相性は抜群だな~と個人的には思ったりして。こういうマルチなシンガーってなかなかいないのよ!
▼KEN-Uの参加作品を紹介

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2007年08月30日 11:00

更新: 2007年08月30日 17:29

ソース: 『bounce』 290号(2007/8/25)

文/山西 絵美