インタビュー

『/\/\ /\ Y /\』の方向性を決定づけた重要な関連作を紹介――(2)

 

SANTIGOLD 『Top Ranking Santogold -A Diplo Dub』 Mad Decent(2008)

サンティさんのアルバム発表後にディプロが仕掛けたミックステープ的な一枚。その近似を指摘されていたM.I.A.も“Get It Up(Radioclit Mix)”に参加して仲の良いところをアピール。*出嶌

BURAKA SOM SISTEMA 『Black Diamond』 Enchufada/Fabric(2008)

アフリカン・ゲットー・ミュージックと呼ぶに相応しい、荒々しさと猥雑さを持った曲“Sound Of Kuduro”には、M.I.A.が何ともお似合い。彼女のパフォーマンスも普段より活き活きしているぞ! *青木

N.A.S.A. 『The Spirit Of Apollo』 Anti-(2009)

M.I.A.はバンギンなベース・トラック“Whachadoin?”に、スパンク・ロック、ニック・ジナー(ヤー・ヤー・ヤーズ)と共に参戦。ブンブンと爆発するベースライン上で、印象的なフックを提供している。*青木

FAST & FURIOUS 『Soundtrack』 Interscope(2009)

このサントラではM.I.A.主宰のN.E.E.T.に属するライ・ライの公式デビュー曲“Bang”がお披露目。ブラックスターのプロデュースで、何とLAエレクトロ三巨頭のうちふたり=アラビアン・プリンスとエジプシャン・ラヴァーがミックスに関与してます! *出嶌

THE VERY BEST 『Warm Heart Of Africa』 Moshi Moshi(2009)

レディオクリットの組んだマージナル系ユニットの初作で、これに先駆けたミックステープでもM.I.A.曲は使われていた。ヴァンパイア週末のエズラも登場するなか、マヤ本人も“Rain Dance”に参加。*出嶌

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2010年08月02日 18:58

更新: 2010年08月02日 18:58

ソース: bounce 323号 (2010年7月25日発行)

ディスクガイド/青木正之、出嶌孝次