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ここではBIG RONの作品を振り返ってみましょう。DS455やOZROSAURUSの楽曲に登場して名を売った彼は、2005年にファースト・アルバム『STR8 OUT DA BAY』(Bay Ride:1)を発表。DJ PMXが全面制作した同作は、フィンガズらUS勢の参加がコアなGファンク愛好家の間でも話題を集めました。翌年にはTHA DSCクルーの一員として『SUMMER TIME IN THA DSC』と『WINTERTIME WIT' THA D.S.C.~White Nite~』(BAYBLUES/HOOD SOUND/ユニバーサル:2)に参加。〈ウェッサイ〉人気が顕在化しはじめた2007年には、実弟のRICHEEを含む地元・横須賀のユニット=GHETTO INC.での初作『RISING』(HOOD SOUND:3)を発表し、続けざまにソロ2作目『MISTA XXXXXL』(BAYBLUES/HOOD SOUND/ユニバーサル:4)でメジャー・デビュー。詩音らとのコラボ人気を反映した2008年の『Much Love』(HOOD SOUND/Village Again:5)では、自身の甘い歌心にフォーカスした作風を披露して支持層を広げました。今回の新作『LIVIN' LARGE』に続いては自身のプロダクションからコンピ『XXXXXL inc. presents NexSt★rz』(XXXXXL/KSR:6)を放って後進をフックアップするなど、さらに立体的な活躍が期待できそうです!
▼文中に登場した作品を紹介。
左から、『STR8 OUT DA BAY』(1)、『WINTERTIME WIT' THA D.S.C.~White Nite~』(2)、『RISING』(3)、『MISTA XXXXXL』(4)、『Much Love』(5)、『XXXXXL inc. presents NexSt★rz』(6)
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カテゴリ : インタビューファイル
掲載: 2010年11月09日 14:44
更新: 2010年11月09日 14:44
ソース: bounce 326号 (2010年10月25日発行)
文/bounce編集部