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ここでは蔡忠浩が関わった近年の作品を振り返ってみましょう。まず、2006年に大山百合香のシングル“星の歴史”(ソニー:1)の歌詞を提供。同年には鈴木惣一朗プロデュースで、ビートルズの名曲を男性ヴォーカリストがカヴァーしたオムニバス作品『Apple of his eye りんごの子守唄(青盤)』(ビデオアーツ:2)で“Two Of Us”を、そしてシリーズ次作『Apple of his eye りんごの子守唄(白盤)』(同:3)では、Ann Sallyと組んで“Here Today”を披露しました。そして2009年、前作より約3年の期間を経て、bonobosの4枚目となるアルバム『オリハルコン日和』(ORANGE LINE TRAXXX/Pヴァイン:4)を発表。そこには今回のソロ作にも関与した武嶋聡と野村卓史のほか、HAKASE-SUN、木暮晋也、辻村豪文(キセル)といったゲストが演奏に参加していました。歌本来の力を持つ力を大事にして作られた、傑作と名高いこの作品も記憶に新しいところですね。
▼文中に登場した作品を紹介。
左から、“星の歴史”(1)、『Apple of his eye りんごの子守唄(青盤)』(2)、『Apple of his eye りんごの子守唄(白盤)』(3)、『オリハルコン日和』(4)
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カテゴリ : インタビューファイル
掲載: 2010年11月23日 13:13
更新: 2010年11月23日 13:13
ソース: bounce 326号 (2010年10月25日発行)
文/bounce編集部