インタビュー



ここではquasimodeの作品を一部紹介します。2006年のデビュー作『oneself-LIKENESS』で国内外の高評価を得た彼らは、ライヴ盤も含む定期的なリリースを経て2009年にレーベルを移籍。手始めに、ブルー・ノート創立70周年を記念するカヴァー・アルバム『mode of blue』(すべてEMI Music Japan:1)で名曲の再解釈に挑みました。同年末には移籍後初のオリジナル作『daybreak』(2)にてクラブ・ジャズの雄としての存在感を改めて確立しています。続く2011年の『Magic Ensemble』(3)では、AFRAや菊地成孔らをゲストに迎え、ストーンズのカヴァーなども披露して音楽性の幅をキャッチーに拡大。ここまでの歩みは初出音源を含むベスト盤『Four Pieces -The Best Selection』(4)でも一望できます。なお、2010年にはDJとしても活動する松岡“matzz”高廣がミックスCD『SPUNKY!』(5)をリリース。さらに平戸祐介は海外のBAMにも呼応するようなソウル/ファンク色の強いソロ・アルバム『Speak Own Words』(6)を発表しています。



▼文中に登場した作品を紹介。

左から、『mode of blue』(1)、『daybreak』(2)、『Magic Ensemble』(3)、『Four Pieces -The Best Selection』(4)、『SPUNKY!』(5)、『Speak Own Words』(6)

 

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2012年10月18日 16:15

更新: 2012年10月18日 16:15

ソース: bounce 348号(2012年9月25日発行)

文/編集部

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