年表で辿るSuperfly史――全シングル/アルバムを中心に、Superflyのこれまでの歩みを検証!
2007
★インディア・アリーのSHIBUYA-AX公演のオープニング・アクトを担当[2007.02.05]
【2007.04.04】ハロー・ハロー
【2007.08.01】マニフェスト
★多保孝一が脱退。コンポーザー/アレンジャーへの転向を発表[2007.11.08]
【2007.11.28】i spy i spy(Superfly×JET名義)
★全国5か所にて初のワンマン・ツアー〈Superfly 2007 Hello, We Love You〉を開催[2007.12]
2008
【2008.02.27】愛をこめて花束を
【2008.04.23】Hi-Five
Superfly ワーナー(2008.05.14)
クラシック・ロック的な意匠を持つ骨太なバンド・サウンドをバックに、タマシイ剥き出しの歌声を紡ぐ越智志帆。彼女が大きく浮かび上がったこの初フル作は、当代随一のロック・ディーヴァによるマニフェスト的な作品集と言えよう。メロディアスかつエモーショナルな“愛をこめて花束を”、ジェットとの共演が実現した“i spy i spy”など初期作品ながら名曲も多い。
【2008.09.10】How Do I Survive?
★全国11か所、13公演に渡る初のホール・ツアー〈Superfly Rock'N'Roll Show 2008 VOL.2〉を開催[2008.10~11]
2009
【2009.05.13】My Best Of My Life
★配信限定シングル“Alright!!”をリリース[2009.06.03]
【2009.07.29】恋する瞳は美しい/やさしい気持ちで
★ウッドストックの40周年記念イヴェント〈Heroes of Woodstock〉に日本人シンガーとしては初の出演[2009.08.15]
Box Emotions ワーナー(2009.09.02)
ドラマ「BOSS」に起用された“Alright!!”をはじめ、引き続きキャッチーなギター・リフを備えたロック・チューンが連発される2作目だが、シンセや打ち込みを多用してハード・エッジな感触を際立たせるなど、サウンド作りの面でさまざまな冒険が目立つ。〈尖って力強く行こう〉といった姿勢が感じられる越智の、怖いもの知らずな暴れっぷりもやけに頼もしい。
【2009.11.18】Dancing On The Fire
★全国24か所、28公演のワンマン・ツアー〈Superfly Box Emotions Tour 2009〉を開催[2009.10~12]
★初の日本武道館公演〈Superfly 2009 Dancing at Budokan!!〉を開催[2009.12.14]
2010
★〈フジロック〉の〈GREEN STAGE〉に出演[2010.07.30]
Wildflower & Cover Songs: Complete Best 'TRACK 3' ワーナー(2010.09.01)
4つの新曲にシングルのカップリングで発表してきた洋楽カヴァー16曲を収めた2枚組の特大シングル。注目はオールド・スクールなロック・サウンドを威勢良く繰り出しまくるDisc-2の〈Cover Songs〉で、ロック・クラシックたちの渋くて迫力満点なカヴァーは、世のロック親父たちもイチコロにした。ハンブル・パイやフリーなど、UKハード・ロック系の出来映えがとりわけ素晴らしい。
【2010.12.15】Eyes On Me
2011
【2011.03.09】Beep!!/Sunshine Sunshine
★配信限定シングル“Rollin' Days”をリリース[2011.05.18]
Mind Travel ワーナー(2011.06.15)
ローリング・ストーンズ的なギター・リフを持つ“Rollin' Days”といったハイヴォルテージな王道ロック・チューンと、穏やかな表情をした曲がいい塩梅で混じり合った3作目。とりわけA&Mテイストのしっとり系バラード“Eyes On Me”など後者における越智の柔らかくてふくよかな歌声は絶品。中村達也、日向秀和、百々和宏、おおはた雄一といったゲスト陣の好演にも注目したい。
【2011.06.29】あぁ
【2011.10.12】愛をくらえ
★自身初の全国アリーナ・ツアー〈Superfly Arena Tour 2011 "Shout In The Rainbow!!"〉を東名阪で計6公演開催[2011.12]
2012
【2012.07.25】STARS(Superfly & トータス松本名義)
【2012.08.15】輝く月のように/The Bird Without Wings
Force ワーナー(2012.09.19)
デビュー5周年のお祝いムードのなかで届けられた4作目。幕開けの表題曲からさっそくトップ・スピードに乗るのはSuperfly的なマナーではあるものの、この鬼気迫るような表情は、過去にはちょっと見られなかったものだ。“愛をくらえ”をなど、聴き手を張り倒さんばかりのゴリゴリとしたライヴ感がパッケージされた、Superfly史上最強のロック盤。ヒリヒリが止まらない。
【2012.10.31】Force
★全国29か所、35公演のホール・ツアー〈Superfly 5th Anniversary Super Live GIVE ME TEN!!!!!〉を開催[2012.10~2013.01]
カテゴリ : インタビューファイル
掲載: 2013年09月25日 18:00
更新: 2013年09月25日 18:00
ソース: bounce 359号(2013年9月25日発行)
ディスクガイド/桑原シロー