インタビュー

Silent Siren 『サイレントサイレン』

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[ interview ]

 ガールズバンドとして史上最速! デビューから2年2か月で日本武道館公演を実現させたSilent Sirenが、待望の3rdアルバム『サイレントサイレン』をリリース。結成当初から公言してきた<夢>を実現させた4人が新たに向かう先とは!? 今の彼女達の等身大の想い、勢いをそのまま凝縮させた本作にそのヒントが隠されている。


タイトルをバンド名にしたのは、これが<サイサイ>だと胸を張って言える1枚が出来たから(Key/ゆかるん)



2015年1月17日、Silent Siren(通称サイサイ)はバンドをはじめてからずっと夢見てきた憧れの日本武道館の舞台に立った。会場を埋め尽くした9,000人のファンによって、日本武道館がサイサイカラーのピンク色に染め上げられたこの日。有言実行とは言うものの、この夢のために4人はひたむきに音楽と向き合い、ときに全力疾走しながら着実に歩みを進めてきた。そして、<夢>を<現実>に変えたのみならず、ガールズバンド最速という新記録まで樹立してしまった……。 名実ともに頂点に立ったSilent Sirenがリリースする3rdアルバム『サイレントサイレン』は、まさに夢を叶え、さらなる境地へ向かうべく覚悟とたくましさを身につけた、4人の今の強い決意、溢れ出す音楽愛が感じられる作品となっている。3枚目にして、自身のバンド名をアルバムタイトルにした理由を「これがサイサイだと胸を張って言える1枚が出来たからです!」とゆかるん(Key.)が語るように、バンドとしての確かな自信、進化と深化をうかがわせる個性豊かな全12曲が今作には収録されている。

ひなんちゅ(Dr.)「今までのシングルは<POP>と<ROCK>の相反する2曲を入れることが多かったので、より振り幅の広い、<POP>と<ROCK>を融合させたサイサイらしい1枚にしたかったんです」

チャートTOP10内にランクインした“ラッキーガール”を筆頭とする サイド、軽快なビートで弾けまくる“BANG!BANG!BANG!”、“爽快ロック”。どっしり重低音を轟かせる“Routine”といったサイド、さらに7thシングル“恋い雪”、“ストロベリームーン”といった聴き手の心の琴線を揺さぶる<バラードサイド>、温かなメロディ、空気に包まれた<ほっこりサイド>“手をつないで”など、これまで以上にバラエティに富んだサイサイサウンドを堪能することができる。

ゆかるん「“曖昧 me mine”は、POPで歌詞もかわいい! 恋する女の子に聴いてほしい1曲」

すぅ(Vo.&Gt.)「甘く切ないウィンターバラードの“恋い雪”は、歌っていると自然と幸せいっぱいな気持ちになりました。反対に“Routine”は2Aのメロが変わっていて、歌うのが難しかったです」

あいにゃん(Ba.)「“Routine”は人間らしい前向きばかりではないドロッとした部分が詞に込められているし、4曲目にして<おっ!>と思わせるイントロもお気に入りです」

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また“女子校戦争”はひなんちゅ「タイトルや歌詞がキャッチーなのに、サウンドはROCK!アウトロが長め!」

すぅ「曲調も歌詞も遊べて、新たなサイサイを楽しんでもらえると思う」とPOPとROCKが絶妙なシンクロ効果を成す、サイサイの新境地作。さらに“DanceMusiQ”では4つ打ちのダンスロックに挑戦!そのうえ、1月に先行リリースされた8thシングル“KAKUMEI”は、彼女たちが結成後に初めて作った曲“チラナイハナ”のアンサーソングとして、武道館公演を直前に控えた4人が<みんなで革命を起こして未来へ突き進んでいきたい>という心境を綴った、イントロからほとばしる4人の情熱が伝わる楽曲となっている。

あいにゃん「“KAKUMEI”はツアーとリリースで余裕のない中、リズム隊でスタジオに入ったり、フレーズもこだわったので思い入れがありますし、落ちサビのベースラインの和音がお気に入りです」

<あの日思い描いていた理想の世界も 曖昧に感じていた自分の存在に確信を>、<光放つ未来へ<今>動き出した もう迷わない って誓った声が響いた>と“KAKUMEI”で、力強い歌声、演奏を響かせている4人

すぅ「根拠のない自信だけでここまでやってきた」

と武道館で告げていたが、紛れもなく根拠に基づいた明確な自信を得た彼女たちは、格段とスキルアップしたパワフルな演奏、バンド。アンサンブルでリスナーを圧倒する。もちろん女子力も健在! キラキラオーラを放ちながら、

ひなんちゅ「日本中のお茶の間になじめるような国民的なガールズバンドになりたい!」

あいにゃん「サイサイの曲は万国共通だと証明したい!」と、新たな目標に向かって邁進する。

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そして、春には台湾、香港の海外公演を含む全国ツアー「Silent Siren Live Tour 2015 Spring → Summer サイレン VS サイレント」を開催! サイサイのPOP&ROCKな楽曲たちは各国のリスナーを熱狂させ、さらにバンドの勢いを加速させていくだろう。今の4人に気負いや迷いは微塵もない。まさにそれを実証しているのが本作『サイレントサイレン』。<読モバンド>と呼ばれ、さまざまな葛藤と戦っていた4人は、もう、存在しない。

■Album…『サイレントサイレン』 2/25 on sale!!

■songlist…
01.無音の警告
02.KAKUMEI
03.BANG!BANG!BANG!
04.Routine
05.爽快ロック
06.手をつないで
07.ラッキーガール
08.DanceMusiQ
09.恋い雪
10.女子校戦争
11.曖昧 me mine
12.ストロベリームーン
【初回限定盤DVD】
・「ラッキーガール」MUSIC VIDEO
・「BANG!BANG!BANG!」MUSIC VIDEO
・「恋い雪」MUSIC VIDEO
・「KAKUMEI」MUSIC VIDEO
 ・「手をつないで」MUSIC VIDEO
・ Silent Siren Document ~武道館へGO!サイレンGO!~

■Live…Silent Siren Live Tour 2015 Spring → Summer サイレン VS サイレント

4/24(金)埼玉県 三郷市文化会館
4/29(水)、/30(木)福島県 郡山市民文化センター 中ホール
5/6(水)広島県 広島県 アステールプラザ
5/9(土)、10(日)大阪府 NHK大阪ホール
5/17(日)千葉県 市川市文化会館
5/23(土)群馬県 前橋市民文化会館
5/30(土)、31(日)新潟県 新潟LOTS
6/4(木)宮城県 Rensa
6/7(日)栃木県 栃木県教育会館
6/21(日)愛知県 本特殊陶業市民会館 フォレストホール
6/27(土)北海道 札幌市民ホール
7/2(木)福岡県 福岡国際会議場
7/10(金)、11(土)東京都 渋谷公会堂
7/17(金)台湾 ※会場未定
7/19(日)香港 ※会場未定 

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記事内容:TOWER+ 2015/2/10号より掲載

掲載: 2015年02月09日 17:00

ソース: 2015/2/9

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