女性シンガー・ソングライターのPHOEBE SNOWが死去
70年代より活躍するUSの女性シンガー・ソングライター、フィービー・スノウが4月26日、ニュージャージー州エジソンの病院で亡くなった。享年58歳。マネージャーによると、彼女は昨年1月に脳卒中を起こして以降、闘病生活を送っていたという。
NY生まれのフィービーは、74年にアルバム『Phoebe Snow』でデビュー。同作からシングル・カットした“Poetry Man”がビルボードのチャートで最高5位のヒットを記録し、グラミーの新人賞にノミネートされるなど、瞬く間に人気アーティストの仲間入りを果たす。その後もジャズやフォーク、ソウルの要素をブレンドしたサウンドで支持を集め、最盛期となる70年代にはポール・サイモンとのデュエット曲“Gone At Last”や『Second Childhood』『Never Letting Go』といったアルバムを次々と発表。80年代以降もマイペースながらコンスタントに作品を発表し、音楽活動を続けていた。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。