日本未公開映画『JACO』 12月3日(土)より日本公開が決定! 11月11日(金)「ベースの日」にイベント「JACO NIGHT」も開催!
タワーレコード株式会社では、株式会社パルコならびに株式会社リットーミュージックとの3社合同で、2015年アメリカで公開され、数々の映画祭で賞を獲得、話題となった、孤高のベーシスト、ジャコ・パストリアスのドキュメンタリー映画『JACO』の権利を獲得し、12月3日(土)より株式会社パルコを通し新宿シネマカリテ他、国内にて劇場公開することが決定しました。
また、ベースの弦が4本であることから制定された「11月11日=ベースの日」に合わせ、目黒の老舗ライブハウス「BLUES ALLEY JAPAN(ブルースアレイジャパン)」にて、ジャコ・パストリアスに特化したトリビュート・イベント「JACO NIGHT」も開催。ジャコ・パストリアスをリスペクトするアーティスト達が揃い、彼が愛した楽曲の演奏やトークを通し、その魅力を伝えます。
タワーレコード、パルコ、リットーミュージック3社は、ジャコ・パストリアス没後30年を迎える来年、2017年に向け、3社それぞれが持つリソースを融合させ様々な取り組みを行うことで、ジャコ・パストリアスはじめベースの魅力、さらには音楽・映画・メディアなど様々なカルチャーの魅力を啓蒙していきます。
◇『JACO』概要
メタリカのロバート・トゥルージロが制作総指揮を行ない、2015年にアメリカにて公開されたドキュメンタリー映画『JACO』。本国では数々の映画祭で話題となったが、日本国内での公開は実現していなかった。監督は『ストーンズ・イン・エグザイル ~「メイン・ストリートのならず者」の真実』や、X JAPANのドキュメンタリー映画『We Are X』を手がけた、気鋭のスティーヴン・キジャック。本編では、現存する貴重な映像により振り返るジャコの生い立ちから華々しいデビュー、そして、ジャコの訃報を告げる失意の瞬間までを、ジャコと親交を深めたミュージシャンの証言とともに追う。
インタビューでは、フリー (レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、ジョニ・ミッチェル、スティング、ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、ゲディー・リー(ラッシュ)、ブーツィー・コリンズ、カルロス・サンタナ、ジェリー・ジェモットほか、豪華なアーティストが出演、ジャコの音楽家としての魅力を語る。劇場公開は2016年12月3日(土)から新宿シネマカリテほかにて。
また劇場公開に先立ち、ジャコの生誕日である12月1日(木)には、ジャパン・プレミアを開催する。
【公式ホームページ】 http://jaco-movie.jp/
【映画概要】
JACO(原題)/ドキュメンタリー/110分/2015年/アメリカ/ⓒ2015 SLANG EAST/WEST LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
【劇場公開】
プレミア:12月1日(木)ジャコの誕生日を記念して新宿シネマカリテにてジャパン・プレミアを開催。
一般公開:12月3日(土)~ 新宿シネマカリテほか
配給 :株式会社パルコ
【スタッフ】
監督:ポール・マルシャン & スティーヴン・キジャック
製作総指揮/プロデューサー/脚本:ロベルト・トゥルヒーヨ(「メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー」)
製作総指揮:ジョン・バトセック(「シュガーマン 奇跡に愛された男」)
制作会社:Passion Pictures(「ストーンズ・イン・エグザイル ~「メイン・ストリートのならず者」の真実」「シュガーマン 奇跡に愛された男」)
【ジャコ・パストリアス】
1970年代半ばに突如現れたエレクトリック・ベース・プレイヤー。1976年に人気ジャズ・フュージョン・グループのウェザー・リポートにベーシストとして加入。同年に発売したファースト・ソロ・アルバム「ジャコ・パストリアスの肖像」が世界中を驚嘆させる。彼の独特な演奏は、単なるリズム楽器だと思われていたエレクトリック・ベース・ギターのソロ楽器としての可能性を広げることとなり、音楽の世界に多大なる影響を与えた。だが、そんな彼の人生はあまりにも短く終わりを迎えることとなる。1982年にウェザー・リポートを脱退したのち、ドラッグに溺れ、精神病院に入れられ、アパートを追い出されて路上生活を送ることとなる。そして、最終的にはクラブのバウンサーとの乱闘の末、昏睡状態に陥り、そのまま1987年に35歳の若さで戻らぬ人となった。
【映画祭情報~受賞など】
2015年 SXSW映画祭 長編ドキュメンタリー部門 審査員大賞 ノミネート
2015年 フォートローダーデール国際映画祭 ドキュメンタリー部門 特別審査員賞 受賞
2015年 アテネ国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞 受賞
2015年 ミュンヘン国際映画祭 出品
2015年 ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭 出品
2016年 チャナヌーガ映画祭 観客賞 受賞
2016年 ダウンタウン映画祭L.A. 音楽ドキュメンタリー賞 受賞
◇祝!11月11日はベースの日!「JACO NIGHT」開催概要
「ベースの日」当日に行なわれる本公演では、日本のベース・シーンのイノベーターであり、ジャコ・パストリアスの魅力を伝える活動にも力を入れる櫻井哲夫、ジャコ本人とも交流し、今も敬愛し続ける日野“JINO”賢二、そして、他の追随を許さない圧倒的なテクニックで現在のベース・シーンの可能性を広げるIKUO、さらに若手ベーシストのなかでも、ジャコのプレイ・スタイルを研究し続ける孤高のベーシスト、織原良次が出演! 彼らがジャコの楽曲を演奏する。加えて、元アドリブ誌編集長の松下佳男を交え、門外不出の映像を垣間見ることのできるトーク・コーナーも用意。ベースによるベースのための本イベント、唯一無二の低音アンサンブルをお楽しみください!
【イベント概要】
タイトル:Jaco Night
開催日時:2016年11月11日(金)開場18:00 開演19:30×2st
会場:BLUES ALLEY JAPAN(ブルース アレイ ジャパン/東京都目黒区)
〒153-0063 東京都目黒区目黒1-3-14 目黒ホテルレオンインターナショナルB1F Tel:03-5496-4381
出演:櫻井哲夫、日野“JINO”賢二、IKUO、織原良次
Support(Gt)菰口雄矢 (Ds) 福森康 (Key) 坪口昌恭(東京ザヴィヌルバッハ)
幕間トークショウ・ゲスト:松下佳男(元ADLIB誌編集長)、田中伸明(タワーレコード)
TICKET: 前売券 テーブル席(指定)5,500円(学割4,500円)
Dinner Set(mini Dinner・1Drink付/MC・SC込)12,000円
立見(自由)5,500円
※当日券は各料金500円UP(各税込)
※ブルースアレイの店頭とweb予約にて10月15日(土)14:00より販売
BLUES ALLEY JAPAN http://www.bluesalley.co.jp
TEL 03-5740-6041
予約受付時間/月~土/12:00~20:00 ※インターネット予約は24時間受付ています。
公演クレジット: 企画・制作:ベースの日実行委員会
主催:ベース・マガジン
協力:J-WAVE