すとぷり、メンバー6人勢揃いの生配信ヴァーチャル・ライヴ「すとろべりーめもりー in バーチャル!」開催。ライヴ翌日には新曲“ナミダメ”MVも公開
すとぷりが、4月3日にメンバー6人全員が勢揃いした初のヴァーチャル生配信ライヴ「すとろべりーめもりー in バーチャル!」を開催した。
これまでのリアル・ライヴは生身、コロナ禍の影響で行った春と夏の無観客配信は生身&キャラクター映像でリスナーを魅了してきた彼ら。昨年末から今年にかけて、莉犬、ななもり。、ころん、さとみ、ジェルと、メンバー・ソロでのヴァーチャル・ライヴを行ってきたが、今回は、るぅとも初登場。ついにヴァーチャルでメンバー全員が勢揃いした。さらに、これも初の試みとして、YouTube、bilibili、TikTokでの全世界同時無料配信を行った。開始前からTwitterで関連ワードが世界トレンド1位になり、開演後はYouTube同時視聴者数最大17万人超えなど話題をさらった。
ヴァーチャル空間に設けられた会場は、正面に巨大なメイン・モニター、両サイドに円柱モニターを3本ずつ配置した本格的なライヴ・ステージ。たくさんのサイリウムが揺れる客席は、ドーム並みの収容規模だ。開始前からリスナー・コメントが滝のように流れ、カウント・ダウンに期待が高まる。一瞬の暗転後、姿を表したメンバーは、揃いの白ジャケットの3Dモデル。3rdフル・アルバム『Strawberry Prince』収録で、ツイキャスのキャンペーン・ソングにもなった“Streamer”で幕を開けた。カメラワークもアクティヴで、アップになったり俯瞰になったり、メンバーのヘアの揺れや、莉犬のシッポのふさふさ具合など、お馴染みのキャラクター姿がリアルに動く様子に、「可愛い」、「尊い」とリスナーも大興奮。
初のヴァーチャル・ライヴだけに、メンバーも「めちゃくちゃテンション上がってる」、「初の取り組みもいっぱい」と紹介されたのが、コメントにメンバーの名前を書くと、そのメンバーの「あにまるぬいぐるみ」がステージ上に降ってくる仕掛け。あっと言う間にぬいぐるみでメンバーが埋もれてしまう事態に。さらに「どんどんスクショを撮って」とそれぞれお題をだして全員でポーズを決めるなど、楽しい構成で盛り上がった。
すとぷりらしいのは、こうした「動き」や「絡み合い」にも遊び心がたっぷりなこと。ヴァーチャル・ライヴで、6人もの動きを個別にトレースし3Dモデルに反映するには、高い処理能力や技術が必要。素早い動きや、突拍子もないポーズは、身体のパーツがずれたり変な形で再現されることがあるため通常は避ける。それを「あえて」ブリッジしたり逆立ちしたり、動きでしりとりするなど、「ヴァーチャル・ライヴの限界に挑戦」し、これまでにないヴァーチャル・ライヴの楽しみ方を見せた。
さとみ×ころん、ななもり。×ジェル、莉犬×るぅとのふたり組でのコラボ・パートから、全員登場の後半になってもテンションは上がりっぱなし。楽曲は、3rdフル・アルバム『Strawberry Prince』収録曲のほか、ころんのソロ・アルバム『アスター』収録曲“パンピじゃないのよッ!!”や、ジェルのソロ・アルバム表題曲“Believe”を全員で歌うなど、ライヴならではの聴きごたえも。エンディングは、昨年末に初3Dモデル・ミュージック・ビデオを公開した“Feel Free!”。新しいエンターテイメントに次々と挑戦し続けるすとぷりらしい、華麗で楽しいヴァーチャル・ライヴだった。
すとぷりメンバーのコメントは以下より。
最初から最後までコメントがすごくて、こんなにたくさんの人が応援してくれていることを、実感できてました。春は楽しかったですか? やろうと思ったことができなくなったり悔しい思いもあったけれど、こうやって、バーチャルライブを届けることができました。みんなと直接会って笑いあえる、そういう時がきたら、またみんなの目をみてありがとうと伝えさせてください。
―― さとみ
バーチャルライブは今日が初めてで、実際、どういう感じなのかわからなくて。ちょっとコワかったんですけど、無事にできて良かったです。僕自身も楽しかったし、みんながリアルタイムで反応してくれるのが、僕たちの力になります。1年近くリアルで会えなくて、さみしい気持ちでいっぱいですが、これから先また必ず会える場を作れるよう、がんばって努力していきますので、これからもよろしくお願いします。
―― るぅと
みんなのコメントがすごくアクティブに動いててびっくりしちゃって。この春休み、個人の活動もがんばったし、すとぷりの活動も一番がんばったといえるくらいやって、みんなも一緒に楽しんでくれて、めちゃめちゃ大満足。とてもいい春休みでした、すてきな思い出をみんなと作っていけたし、これからもいろいろなことに挑戦していくので、また楽しんでもらえるとうれしいです。
―― ころん
今日、るぅとくんとコラボの時に歌った「エンキョリクライ。」は、1年前のナゴヤドームが中止になって、さみしい気持ちを込めて歌詞を書きました。会いたいな、またいつか会えるかなという気持ちを込めた曲を、新しい挑戦のバーチャルライブで歌うことができました。会えなくてさみしいけど、いつか会えたねと、そんな日が迎えられるようにがんばっていきますので、みなさんも楽しみに待ってて。またいつか会える日を祈っています。
―― 莉犬
みんなのすごく好きなところは、声をあげて楽しい、好きだよと伝えてくれるところ。いろいろなことが中止になって、一番悲しいのはリスナーさんなのに、それでもうれしいよって伝えてくれる。だからこの春も、頑張ることができました。明けない夜はない、止まない雨はない、キレイごとな言葉かもしれないけど、おれは信じたい。会えなかった分、悔しい思いをした分、次に会えた時、一番幸せな笑顔で喜べる。その日を信じて進んで行きたいと思います。
―― ジェル
みんな良く「すとぷりがいろいろな活動をしてくれるからがんばれる」って言ってくれるけど、逆なの。みんながそうやって声をあげてくれるから、おれたちもがんばろうと思える。そんな思いのこもったバーチャルライブでした。新たな挑戦で、不安や大変なこともいろいろあったけど、みんなにこの思いを届けることができました。楽しかった思い出を忘れないでほしい。おれも、忘れません。これからもすとぷりをよろしくお願いします!
―― ななもり。
さらにすとぷりは、ライヴ翌日の4月4日に新曲“ナミダメ”のミュージック・ビデオを公開。昨年公開された“マブシガリヤ”の続編として公開された本楽曲は、作曲をるぅと×松、作詞をななもり。×谷口尚久が手掛けた。「出会いと別れ。入学と卒業。」をテーマに、すとぷりが贈る、はじまりの季節にちょっぴり背中を押してくれる新曲となっている。
出会いと別れ。入学と卒業。キミのとなりで『ナミダメ』すとぷり🍓【MV】
▼すとぷり関連 リリース情報
ジェル
1stフル・アルバム
『Believe』
NOW ON SALE
ころん
1stフル・アルバム
『アスター』
NOW ON SALE
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース | タグ : アニメHOT TOPICS
掲載: 2021年04月05日 15:30