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第1回 ─ NOISE McCARTNEY RECORDSイベント出演者インタビュー

インタビューその2 Fredeliq

連載
Go! Go! NOISE McCARTNEY RECORDS
公開
2005/05/04   23:00
更新
2006/01/19   19:55
テキスト
文/bounce.com編集部

Vo&G斉藤清亮、Gu中川暁生、Gu只野英人、Ba松崎幹雄の4人からなるバンド。初めてこのバンドの音源を聴いた時、結成当初のくるりのにおいがしました。こんなに上手くなかったですけど。音楽で表現しようとするイメージや風景が特異なものであったり、難しくてもマニアックにならずに音楽にすることを果敢に挑戦しているバンドだと思います。

『NOISE McCARTNEY RECORDS COMPLATION Vol2』収録曲
“Obscure Butterfly”(フルサイズ試聴♪

佐藤 「メンバー編成はどんな感じなんですか?」

斉藤 「今6人で活動してるんですけど、正式メンバーは4人なんです。サウンドモジュレータがサポートで入っていて」

佐藤 「普段、ライブはどのへんで活動されてるんですか?」

斉藤 「下北、新宿あたりです。バンド仲間として若い頃仲よかったメンバーが集まってるので、ちょっとハードコアにえげつない感じで活動してます(笑)」

佐藤 「今回のコンピに入ってる曲は宅録の子が多いじゃないですか。でもFredeliqはバンドで」

斉藤 「コンピに参加させて貰って触発はされているんですけど、自分達はコンピに収録されたアーティストの中では、枝分かれしたところにいるんだろうなということは感じています」

佐藤 「初めてでもテープを聴かせてもらったときに、演奏能力なんかは全然違うんですけど、くるりを組んだときの音楽に似てると思ったんですよ。それでね、自分らは大学二回生の時に組んだんですけど、その当時に思い描いてた音じゃないけど、こういうことができたらいいなっていうことをやってはるバンドだなと思って。すごく親近感が沸きました」

斉藤 「今日一緒に出演されてる方とか、己を知ってる所がすごいなって思って。それに比べて、うちらは己を知らないでやっちゃってる状態だと思っていて。やりたいことはあるんですけど、最終的にはシャンソンみたいな楽曲をダビーに演奏したいだとかになっちゃう。まあできないんですけど(笑)。それをあえて無理矢理引っ張ってやってる感じが売りだなと思います」

中川 「一緒にやるようになってから『もっと〈ベルばら〉っぽくして』とか注文されるんですよ(笑)」

斉藤 「今、自分は28歳なんだけど、この年で本気で切れてケンカするとかってありえないじゃないですか。あきらめちゃう。うちらのバンドは普通にあるんですよ。そういう高校生みたいな感じの『お前いいかげんにしろよ』みたいなケンカが。そういう熱い感じは他のバンドにはないところなんじゃないかなと」

松崎 「いい年こいてガキってことなんだけどね」

佐藤 「高校生の童貞力ですよね」

斉藤 「そう。童貞力って重要」

佐藤 「じゃあ(笑)、ライブの予定なんかがあれば告知してください」

斉藤 「5月24日に渋谷のLUSHというライヴハウスのオープンイベントに出ます。ライヴ会場では、2曲入りのセカンドシングルも売ってるので、そちらもぜひ」