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第12回――トム・ウェイツの似合う店

ヤングな耳で聴くアダルト盤

連載
ロック! 年の差なんて
公開
2009/04/23   16:00
更新
2009/04/23   17:47
ソース
bounce 308号(2009年3月25日発行)
テキスト
文/阿智本 悟


LOU REED 『Transformer』 RCA(1972)

ルー・リードはストロークスにとってゴッドファーザーみたいな人だから、本作ももちろん知っているけど……良さがいまいちわからないんだよね。ヴェルヴェッツは踊れるから好きなんだけどな。

 

KEITH RICHARDS 『Talk Is Cheap』 Virgin(1988)

スピード感があれば文句ないけど、比較的聴ける作品かな(上から目線)。カチッとしたリズムと、動きのあるベースがいいね。ストーンズも食わず嫌いしないで聴いてみようかな。

 

LEONARD COHEN 『The Songs Of Leonard Cohen』 Columbia(1968)

ここまでノスタルジックなムードだと、もう古臭いとかそういう次元じゃないな。これを普遍的って言うの? でもロックっぽくないよね。おじさんの懐メロって感じ。