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第14回――甦れ、わが息子!

アダルトな耳で聴くヤング盤

連載
ロック! 年の差なんて
公開
2009/06/10   18:00
ソース
bounce 310号(2009年5月25日発行)
テキスト
文/ボンゾ


ANTONY AND THE JOHNSONS 『The Crying Light』 Secretly Canadian(2009)

おおっ、何だこりゃ? サウンドも地味だしヴォーカルも妙に気色悪いが、何か実に心に響くもんがある。こんなロックは聴いたことねえ!

 

FLEET FOXES 『Fleet Foxes』 Sub Pop(2008)

ジェフっていうよりは親父のティムのアシッドな感覚をひたすらポップかつ夢見心地にしたようなサウンドだな。別に悪くはねえが、息子の骨太さとは対極の軟弱さだよ、コレは。

 

FALL OUT BOY 『Infinity On High』 Decaydance/Fueled By Ramen/Island(2007)

なに? ジェフ好きが高じて原曲のレナード・コーエン“Hallelujah”を引用してるって!? それにしてもコイツらの音楽は俺には全然理解できねえな!