次世代ダンスホール勢のいまを知るならコレ!
皆さんは知っているだろうか? 2001年、日本語レゲエを広めるべくRANKIN TAXI監修の元に当時の活きのイイ連中を集めて制作された伝説のコンピ『XX BAD』を。それから9年、ALPS BANDのベーシストでトラックメイクもこなす気鋭のエンジニア=大仏がその魂を継承して蘇らせた作品こそ、『XXX F.A.T.』だ。ここではその注目曲を挙げていこう。先のコンピにも名を連ねていた名実共に一流といえるRUDEBWOY FACEのアブない空気が充満した“BADDEST DEEJAY”、DOMINO-KATがR&BシンガーのLUNAを迎えたバウンシーなダンス・チューン“TIC-TAC”、さらには某動画サイトにおけるHIBIKILLAと親指HEADのバトルで火が点いた〈Chara〉リディムでその当事者2人も参加している。他にもSNAKE KILLERやB.B THE K.Oといった若手の注目株も登場し、収録リディムは全8種とまさにファット! 夏を目前にトンデモない快作が届いたもんだ!
▼コンピに参加したアーティストの作品を一部紹介。
左から、RUDEBWOY FACEの2009年作『BOB』(MILLION)、HIBIKILLAの2009年作『BE FREE』(Dr.PRODUCTION)、RUEEDの2009年作『NEW FOUNDATION』(Pヴァイン)