今年の年明け早々に、自身がリーダーを務める2つのユニットのアルバムを立て続けにリリースしたハマケン。日本人のファンクネスを追求した在日ファンク(現在外部アーティストとコラボしたシングルを3か月連続リリース中)ではJBの魂を宿したようなブロウ&シャウトを炸裂させる一方、ジャズ・トリオのNEWDAYではSAKEROCKにも通じる無駄とユーモアに満ちた不思議なセッションを展開するなど、ミュージシャンとしての多彩さをアピールしている。他にも、昨年はハシケンとのユニット=ハシケンハマケンを結成し、ビッグバンドのGENTLE FOREST JAZZ BAND(ヴォーカルを担当!)に福島幹夫率いるKilling Floorでも活躍中。さらにはTVドラマや映画で俳優業もこなすなどあれこれ精力的に活動しており、アーティストとしてはモテ期に突入したような予感が。
▼関連盤を紹介。
左から、在日ファンクとサイプレス上野のニュー・シングル“BAY DREAM~FROM課外授業~”(Pヴァイン)、NEWDAYの2010年作『It's a Newday』(compare notes)、ハシケンハマケンの2009年作『TAKARA』(HOME WORK)、GENTLE FOREST JAZZ BANDの2010年作『だけど今夜はビッグバンド!!』(マインズ)、Killing Floorの2009年作『PRIMATES & MUSIC』(DOLITTLE)