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SAKEROCK

SAKEROCK10年の10大事件をメンバーみずから解説!――(1)

連載
360°
公開
2010/12/20   14:23
更新
2010/12/20   14:23
ソース
bounce 327号 (2010年11月25日発行)
テキスト
構成/bounce編集部

 

(1)星野が〈バンドやろうぜ〉と声をかけ、SAKEROCK結成

 

角張渉(KAKUBARHYTHM社長)「やっぱり結成が最初でしょ」

星野「2000年10月に、中野の〈クラシック〉っていういまはもうないクラシック喫茶にみんなで集まって。あれ、ハマケンって……」

伊藤「ハマケンはいなかったんですよ」

星野「実はオリジナル・メンバーではございません」

 

(2)結成したものの、ハマケンがまさかのバンド加入拒否

 

星野「みんなに〈バンドやらない?〉って声をかけた時に、ハマケンには〈ヴォーカリストになりたいからイヤだ〉って断られました(笑)」

浜野「サポートとして、フルートとかサックスとかもやってたんですけど……。正式にSAKEROCKの一員だと思って演ったのは、ペンギンハウス(高円寺のライヴハウス)でのライヴ。すごい覚えてる。でもヴォーカルやったことあったよね、リー・ドーシーのコピーをやった時に」

 

(3)自主制作でファースト・アルバム『YUTA』を発表

 

伊藤「2002年3月に自主で『YUTA』を作って」

星野「下北沢のノアルイズ・レコードに、ひとりで持ち込みに行ったんです。そこからSAKEROCKが始まった感じがします。それがきっかけで全国流通するようになりました」

 

(4)現メンバーで初のライヴを高円寺のペンギンハウスで行う

 

星野「キーボードの野村卓史くんが抜けて、いまのメンバー4人で初めてライヴをやったのがペンギンハウス。その時に、〈フジロック〉に出れるよ!と叫んでくれた人がいて。〈SAKEROCKフジロック!〉って(笑)」

浜野「対バンしたバンドの女の子だったよね」

星野「嬉しかったな」

伊藤「いま頃何やってるかな……〈フジロック〉で観てくれてたらいいっすよね」

 

(5)eastern youth主催のイヴェント〈極東最前線〉に出演

 

星野「〈極東最前線〉は絶対に重要だよね。僕らが出た日の(お客さんの)入りが前よりも良かったっていうんで嬉しかったのを覚えてる」

社長「『慰安旅行』(2作目)より前?」

浜野「いや、その会場で売ったんだよ。それで68枚売れたんだよ!」