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第8回――【今月のレポート盤】RIDE 『Going Blank Again 20th Anniversary Edition』

〈ロッ研〉部員がレポート盤の関連作を紹介!

連載
ろっくおん!
公開
2012/09/19   00:00
ソース
bounce 348号(2012年9月25日発行)
テキスト
ディスクガイド/汐入まりあ、生麦 温、弘明寺素子、杉田俊助


MY BLOODY VALENTINE 『Loveless』 Creation(1991)

物心ついた頃から聴いている作品なので私も大好きですし、いまだに大きな影響を持つのも納得の、シューゲイザーを代表する大名盤だと思います。でも、とても高い神棚に奉られているような気がして、個人的にはライドのほうが親近感を持ってますね。 *汐入

 

RINGO DEATHSTARR 『Mauve』 AC30/VINYL JUNKIE(2012)

全体の雰囲気はかなりマイブラ寄りだけど、よりロック然とした衝動感はライドに通じるかもね。バンド名からして物騒だけど、思えばマイ・ブラッディ・ヴァレンタインていうのも凄い名前。そう考えるとライドって驚くほどシンプルだな〜。 *生麦

 

BEADY EYE 『Different Gear, Still Speeding』 Big Brother(2011)

ライドとオアシス/ビーディ・アイって方向性が全然違う気がするけど、不思議とハマッているのがアンディの素晴らしさ! ちなみにライドのロズ君(ドラムス)は再結成したジーザス・アンド・ザ・メリー・チェインに参加しているんだよ! *弘明寺

 

THE TRASHCAN SINATRAS 『Cake』 Go! Discs(1990)

ライドのデビュー作『Nowhere』と同じ年にリリースされたトラキャンの初作で、ネオアコ史上とモコ史上に残る永遠の名盤です! ライドのような轟音ギターはないけど、眩いほど煌くアコギの響きは、やっぱり青々しい魅力に溢れています。 *弘明寺

 

DEERHUNTER 『Halcyon Digest』 4AD(2010)

サイケデリックなグルーヴ感というのかな、そういう部分ではオンの言うようにライドにライクだけど、こっちはもっとエクスペリメンタルでクールだネ。それに彼らはシューゲイザーではないよネ! あれ、だとしたらシューゲイザーっていったい何だろ? *杉田

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