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【vol.3】――花澤香菜、中島愛など……〈二次元以上。〉スペシャル!

シンガーとしての花澤香菜を駆け足でおさらいするよ!

連載
二次元以上。〜brilliant sounds from 2D and over
公開
2014/02/26   17:59
更新
2014/02/26   17:59
テキスト
文/土田真弓


TVアニメ「ロウきゅーぶ!」から派生したRO-KYU-BU!といったユニット名義も含め、声優として出演したアニメ関連の楽曲で愛らしい歌声を披露してきた花澤香菜。その時々の役に徹し、変幻自在の声音で多くのリスナーを魅了する彼女が、〈花澤香菜〉として──つまり自分自身を表現するプロジェクトとして歌手デビューを飾ったのは2012年のことだ。〈春(ピンク)〉〈夏(水色)〉〈秋(ブラウン)〉〈冬(アイボリー)〉をテーマに据えた4枚のシングルを連続リリースし、そのひとつの集大成として、本文中でも触れている初作『claire』を発表。その後は今回『25』に楽曲提供した小出祐介率いるBase Ball Bearのミニ・アルバム『THE CUT』に客演し、ガーリーなギター・ポップ“恋する感覚”で関根詩織(ベース)との可憐なツイン・ヴォーカルに挑戦している。また、花澤の歌唱によるキャラソンは絶えず増加中で、例えば『25』への参加組との仕事なら、ミトの2 ANIMEny DJ'sが編曲したアニメ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」の〈ゆうちゃん〉が歌う優美な乙女ソングや、近作なら「となりの関くん」の〈横井さん〉が〈関くん〉に翻弄される心情を詰め込み型のメロディーで放射する“迷惑スペクタクル”など、コンプリートするには数が多すぎて……。



▼関連盤を紹介。
左から、RO-KYU-BU!の2013年のシングル“Get goal!”(ワーナー・ホームビデオ)、花澤香菜の2013年作『claire』(アニプレックス)、Base Ball Bearの2013年のミニ・アルバム『THE CUT』(ユニバーサル)、橘田いずみの2013年のシングル“どう考えても私は悪くない”(KADOKAWA メディアファクトリー)、2014年のアルバム『となりの関くん うたのCD』(キング)