(上段左→右)サンウ、ルイ(下段左→右)テフン、ナロ、ウシク
サンウ、ナロ、ルイの3人がグループに復帰して、5人体制でのライブやイベントを精力的行ってきたCODE-Vのニュー・シングル“Loving you, Love me”が11月23日にリリースとなる。前作“君といた夏”が5人のハーモニーや声を最大限に活かしたミディアム・ナンバーだったのに対し、本作はAORや90年代ポップスの要素を採り入れたダンス・ナンバーとなっている。TOWER RECORDS ONLINEでは、新曲の話はもちろん、10~11月にかけて行った中野サンプラザ公演や、ユニットライブのことまで、さまざまな話題を伺いました。
“Loving you, Love me”は、トラックの制作は日本人の方で、メロディーは“LITTLE MAMA”を作った韓国チーム。だから新鮮なのかも(ルイ)
――今回のシングル“Loving you, Love me”は、これまでにないダンス・チューンになりましたね。
サンウ「最初デモ曲を聴いたとき、リズムやアレンジが新鮮に感じました。トラックの音数が少ないので、その段階では仕上がりが想像できなかった部分もあるんですが、メンバーやスタッフのみなさんと意見を出しながらレコーディングをして、出来上がったものを聴いてみたら、すごくいいなって。まず、イントロから新鮮ですよね。90年代ポップスのような要素といまどきの音楽が合わさっていて。それがいい味を出してますね」
――この曲は、イントロだけ聴くとAORっぽい感じですけど、そのテイストを活かしたダンス・ミュージックに突入していくので、冒頭だけだと展開が想像できないんですよね。あと、今年は日本でもシティ・ポップっぽいものも流行っていましたし……。
ナロ「韓国もディスコっぽいものが流行っていまして」
ウシク「この曲を出す前に、タワーレコードに何回か行って、いろんな曲を試聴したんです。いまはどんな曲が流行ってるのかなって思って。それで大きく展開されていたもののなかに、こういうテイストの曲もあって、いまトレンドなんだなって思ったんですよ」
ルイ「プロデューサーさん的には、いろんなチャレンジが詰まってて。トラックの制作は日本人の方で、メロディーは“LITTLE MAMA”を作った韓国チーム。だから新鮮なのかもしれないですね」
サンウ「あと、最近リリース・イベントが始まって、パフォーマンスをファンのみなさんにお見せする機会もあるんですが、僕らもすごく楽しんでいます。ノリノリなパーティ・チューンなので、お客さんと一緒に盛り上がりながら創っていけたらいいなって」
ウシク「ディスコ調の曲なので、ダンスも新しい感じになっていて、ファンのみなさんからもこれまでに見たことがないCODE-Vが見られて楽しいって言われて、よかったなぁって。メンバー自身も楽しめる曲です。5人でのCODE-Vはこれで最後じゃないですか。だから、リハーサルも、メンバーから要望を出して、練習時間を延長したりして。時間をかけて丁寧に作り上げていく分だけ、愛情もかけていますね。大切にしている曲です」
今回の収録曲は、全部〈LOVE〉がキーワードなんですよ(ウシク)
――カップリングの“愛の唄が終わるまでは”は、サンウさん、ナロさん、ルイさんの歌唱曲で、“MY LOVE”はウシクさんテフンさんの曲ということも、これまでにない感じですね。
ナロ「ユニットライブの延長線みたいなイメージですよね」
ウシク「“MY LOVE”という曲は、僕とテフンが昔から歌っていた曲なんです。レコーディングは今回のために新たに録り直しています」
――“愛の唄が終わるまでは”は、別れがテーマになっていますね。気のせいかもしれないですが、お兄さんたちが参加する曲は、別れを描いているものが多いような……。
サンウ「人生30年ぐらい生きていると、恋愛の経験とかも、この若い二人よりはあるかもしれないから、別れの曲もより感情を込めて歌えるんじゃないかなって」
ウシク「今回の収録曲は、全部〈LOVE〉がキーワードなんですよ」
サンウ「まず、“Loving you, Love me”はノリノリで好きな女性を見つけて、付き合いだして、ラブラブな感じで過ごします。そこで“MY LOVE”が誕生するわけです。若い2人の曲なので、かわいさを前面にだせるような感じになっていて。でも愛には出会いもあれば、別れもあるじゃないですか。で、結局別れちゃって“愛の唄が終わるまでは”につながる。そういうサイクルになっている……。いま考えながら思いつきました(笑)」
――(笑)。今回のシングルを経て、次はソルさんが戻ってきて、6人のCODE-Vになりますよね。全員が揃ってのパフォーマンスに対して、これまで以上にいろいろな期待があると思っていて。
サンウ「確かに、ファンのみなさんも6人体制のCODE-Vのパフォーマンスを楽しみにしているので、その期待に応えていかなきゃと思うんですよ。ダンスもすごく練習してキレのある動きをしなくちゃと思いますし、バラードもみなさんの心を動かせるような切なさだったりをしっかり表現できるように。1つ1つの楽曲を丁寧に届けて、表現していくことで、ファンの方の期待に応えられるように、頑張りたいです」
【CODE-Vオフィシャルサイト】
http://code-v.asia/