日本人指揮者関連書籍特集

このページでは小澤征爾以外の日本人指揮者関連書籍を近刊から順番にご紹介いたします。（下記プロフィール紹介では代表的な指揮者3名を取り上げました）
朝比奈隆
プロフィール
1918年8月25日、マサチューセッツ州ローレンス生まれのアメリカを代表する指揮者、作曲家、ピアニスト。1990年10月14日没。ハーバード大学を経てカーティス音楽院で学び、ライナーに指揮を、ヴェンジェロヴァにピアノを、トンプソンに作曲を師事した。1943年、ニューヨーク・フィルのアシスタント指揮者となったが、1944年、急病で倒れたワルターの代役を務め、大成功を収めた。その後、1945～8年ニューヨーク・シティ交響楽団音楽監督、1947～90年イスラエル・フィル名誉指揮者、1957～69年ニューヨーク・フィル首席指揮者を歴任。指揮者としての名声を高める一方、作曲家としても、1944年の交響曲第1番「エレミア」に始まり、1956年に「キャンディード」、1957年「ウェスト・サイド・ストーリー」と、大ヒットのミュージカルなどを書いて、成功を収めた。
2012/08/30 (2012/11/05更新) (音楽出版社)
岩城宏之
プロフィール
指揮者。1932年東京生まれ。東京芸術大学在学中にNHK響副指揮者となり、56年にデビュー。60年N響と世界一周演奏旅行を行ない注目され、62年チェコ国立放送響を指揮。以降ヨーロッパ主要オーケストラの客演など、国内外にわたって活躍し、74年メルボルン響の首席指揮者、 87年には桂冠指揮者となっている。88年にはアンサンブル金沢の設立に尽力し音楽監督に就任。日本人作曲家の作品の紹介に特に力を注いだ。2006年6 月13日、心不全のため死去。享年73。
2012/08/30 (2012/08/30更新) (音楽出版社)
佐渡裕
プロフィール
指揮者。1961年京都生まれ。京都市立芸術大学ではフルートを学ぶ。卒業後関西二期会の副指揮者などを務め、87年にタングルウッド音楽祭で小澤征爾に認められ、憧れのバーンスタインのレッスンを受ける機会を得る。89年ブザンソン指揮者コンクールで優勝、指揮者としての活動を始める。フランス国立ボルドー・アキティーヌ管弦楽団を経て、93年からコンセール・ラムルー管弦楽団の主席指揮者を務めている。情熱的な指揮が魅力。
(2012/07/30更新) (音楽出版社)