外国人指揮者関連書籍特集
このページではフルトヴェングラー、カラヤン以外の外国人指揮者関連書籍を近刊から順番にご紹介いたします。(下記プロフィール紹介では代表的な指揮者3名を取り上げました)
レナード・バーンスタイン
プロフィール
1918年8月25日、マサチューセッツ州ローレンス生まれのアメリカを代表する指揮者、作曲家、ピアニスト。1990年10月14日没。ハーバード大学を経てカーティス音楽院で学び、ライナーに指揮を、ヴェンジェロヴァにピアノを、トンプソンに作曲を師事した。1943年、ニューヨーク・フィルのアシスタント指揮者となったが、1944年、急病で倒れたワルターの代役を務め、大成功を収めた。その後、1945~8年ニューヨーク・シティ交響楽団音楽監督、1947~90年イスラエル・フィル名誉指揮者、1957~69年ニューヨーク・フィル首席指揮者を歴任。指揮者としての名声を高める一方、作曲家としても、1944年の交響曲第1番「エレミア」に始まり、1956年に「キャンディード」、1957年「ウェスト・サイド・ストーリー」と、大ヒットのミュージカルなどを書いて、成功を収めた。
2012/08/30 (2012/11/05更新) (音楽出版社)
セルジュ・チェリビダッケ
プロフィール
指揮者。1912年ルーマニアのロマン生まれ。96年没。ベルリンでティーセンに音楽理論を学ぶ。その後も指揮法や哲学等を学び禅に出会う。45年ベルリンでデビュー。フルトヴェングラーの復帰までベルリン・フィルの再建に尽力するも、フルトヴェングラーの死と共に去る。その後はフランス国立管、シュトゥットガルト放響の常任を経て、79年からミュンヘン・フィルの芸術監督に就任。商業用の録音を拒否し、カリスマ性を備えた稀有な指揮者の一人。
2012/07/30 (2013/08/14更新) (音楽出版社)
カルロス・クライバー
プロフィール
指揮者。1930年ベルリン生まれ。父親は有名な指揮者エーリッヒ・クライバー。ナチスに反発してアルゼンチンに亡命、そのとき名前をカルロスに改める。大学で化学を学ぶが、指揮者を目指し、無給の劇場指揮者から出発し研鑚を積む。66年エディンバラ音楽祭でベルクの『ヴォツェック』を振り絶賛を博す。精密かつ流麗な指揮により、以降ウィーン国立歌劇場をはじめ一流歌劇場に引っ張りだこになる。キャンセルも多く公演数は極端に少ない。2004年7月13日にスロベニアで病死。享年74。
2012/07/30 (2014/06/27更新) (音楽出版社)
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