女性ピアニスト Lee Ayurがお届けする特集〈創/ sou〉第2回目ゲスト:Kan Sano
Lee Ayurがおおくりする〈創/ sou〉
Pianist/Composerとして活動するLee Ayurが様々なジャンルのクリエーターのもとを訪ね『あなたにとってのモノ創りとは!?』をキーワードにコミュニケーションを実施。そのクリエイティビティーのルーツから最近の出来事、関心事、未来についての展望まで『モノ創り』の精神性とともに素顔のゲストをインタビュー形式で伝える特集。
今回のゲストはLee Ayurの1stミニアルバム『創-sou- vol.1』(2016年3月23日発売)に収録された「煌 -kirameku-」で共演のキーボーディスト/トラックメイカーのKan Sano。彼にとってのモノ創りとは!?また、ベールに包まれた彼のプライベートまで。Kan SanoのオススメCDセレクションと共にお届け。
〈Kan Sano編〉第1回はこちら>>>
Guest :Kan Sano
Interview : Lee Ayur
Photo : Takumi Nakajima
Location:kawara CAFE&DINING 宇田川
Ayur:
少し話は変わりますが、Kan Sanoさんが音楽に興味を持ったキッカケから今の幅広い活動に至った流れってどんなものだったんですか?
Kan Sano:
キッカケはもともとピアノが家にあって、11、12歳頃から独学で始めました。コードを鳴らして曲を作ったりするのが好きでしたね。パソコンがなかったのでMTRとかラジカセとかで作って録音したりしてましたね。今の活動については、僕は色んな音楽が好きなので追求していくうちに自然とそうなった、というのはありますね。色々なことを同時にやると器用貧乏になりがちなんですけど・・・。でも一方でソロピアノが向上したとして、そうすると不思議とトラックメイキングも向上していたりして。多分どっかで同じ人間がやってるものだからどこかで感覚も繋がっていて、全体で少しずつ形になってきたかな、と最近は思ってます。
Ayur:
Kan Sanoさんの音楽は色んな側面を持っていて、何かにとらわれることのない自由な音楽だな、って感じてます。次はどんな面を見れるんだろう・・って。音楽でこれから試みたいことは何かありますか?
Kan Sano:
そうですね、、もともと音楽をやりたい!と思い始めたときビートルズやミスチルを聞いて楽器を弾きながら歌いたい!という想いが強かったので、自分の言葉で歌とピアノが活きる曲も沢山作ってやっていきたいですね。
Ayur:
いいですね!楽しみです!!Kan Sanoさんも音楽をやっていきたいっていう強い思いの中で今の活動があると思います。これから音楽だったり何かクリエイトする事を夢見る方へ、ご自身の経験から1番伝えたいことは何ですか?
Kan Sano:
月並みだけど、やりたいコトをとことんやり続けるって事ですかね。僕は自分の想いがブレたことはないですね。あと、例え自分のやりたいものが人に受け入れてもらえなかったとしても、それをずっと続けていると絶対賛同してくれる人が出てくる。多くはないけど必ずいるから、そういう人を大事にしてほしいなと思います。
Ayur:
人と人の繋がりは広さだけじゃなくって深さも大事だったりしますよね。
Kan Sanoさんと音楽は生活の中でとても近いところにあるなと思いますが・・・何より忙しそうで・・・普段ちゃんと休んでますか!?(笑)オフはどのように過ごされているのでしょうか??
Kan Sano:
実は・・・今模索中なんです。オフがあまりないんですよね。僕はインドアなので、、それがいけないですよね。切替をうまくしたいなって思います。映画とかはよく見ますけどね・・・
Ayur:
趣味ですね!!どんな映画をご覧になられるんですか?
Kan Sano:
僕は古典的な映画とかを勉強しつつ見るのが好きなんですよね、だから名作といわれる作品が多いかな。日本だと黒澤明さんとか。昔のモノに惚れますね。70年代とかが好きかな。最近だと韓国のキムギドクさんの作品は全部好きです。ぐさっときますね!!
Ayur:
私も映画の世界はとても好きです!
では最後にこの企画のテーマ…Kan Sanoさんにとっての「モノ創り」とは!?
Kan Sano:
そうですね~。例えばご飯を食べたり、寝たり・・日々普通に生活していることの一部というか・・・。モノを創っている!という意識ではなくて、常にずっと考えてイメージしているモノを形にしているっていうだけかなと思ってます。僕にとってはそれが音楽であるという・・・
Ayur:
Kan Sanoさんにとって、呼吸をするような、すごく自然な営みが音楽なんですね。
本日は「煌 -kirameku-」についてやっとゆっくりお話も出来て、そして謎のプライベートも垣間見れて(笑)楽しい時間でした!キムギドクさんの作品チェックしてみます!!
有難うございました。
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