クラシックBOXセット特集~2016年4月
クラシックは今BOXセット・ブーム。毎月のように未発表音源や未CD化音源を収めた新譜がリリースされています。レコード芸術2015年12月号が「BOXセット大集合!!」という32ページの特集を組んだのも記憶に新しいところです。ここでは2016年とくにおすすめのBOXセットを特集いたします。
入荷済みのおすすめ10点
ベートーヴェン:交響曲全集(+ステレオ版 第九)/カール・シューリヒト、パリ音楽院管弦楽団、他
シューリヒト芸術の集大成であるベートーヴェン:交響曲全曲が待望の初SACD化。ステレオ版の「第九」を別途収録。
株式会社ワーナーミュージック・ジャパンと東京電化株式会社のご協力による、「Definition Series(ディフィニション・シリーズ)」第4弾を発売いたします。今回は、1957年から翌年にかけてパリ音楽院管弦楽団と収録した、シューリヒトの「ベートーヴェン:交響曲全集」です。この演奏は、第1弾で発売いたしました「クリュイタンス&ベルリン・フィル」による同曲と対で語られることが多い音源でもあり、旧EMIレーベルのモノラルからステレオ移行期にかけての名盤として、日本では特に人気の高い盤です。これまで復刻の回数は少ない音源であり、今回が初SACD化となります。合わせて、ステレオ版である「第九」も別途収録しました。今回も、名盤に相応しい音で蘇ります。
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ケルテス、ヴァント、ノットらの初出音源を含む!バンベルク交響楽団創立70周年記念名演奏集(17枚組)
1946年3月、第二次大戦後避難民としてチェコからバンベルクに移り住んだ音楽家たちによって結成されたバンベルク・トーンキュンストラー管弦楽団は、第1回演奏会を成功させ、同年6月に「バンベルク交響楽団」に改称、本格的にスタートしました。カイルベルト、ケンペ、クラウス、ヨッフム、シュタインらの名指揮者たちが独自のサウンドを磨き上げ、2000年には首席指揮者にノットを迎えて新しい風を吹き込み、世界的なオーケストラへと発展しました。。バンベルク交響楽団創立70周年を記念するこのボックスには、DG、オイロディスク、ワーナー、オルフェオ、Tudor等の音源の他、貴重な未発表ライヴ音源も多数含まれています。CD17は、同楽団の前身となる「プラハ・ドイツ・フィルハーモニー」の音源が収録されています。
【収録曲】特集ページをご参照いただければ幸いです。
【演奏】カイルベルト、ケンペ、クラウス、ヨッフム、ザンデルリンク、シュタイン、ヴァント、ケルテス、ノット指揮バンベルク交響楽団、ほか
【録音】1940~2014年録音
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グレゴリオ聖歌からシューベルト、ガムラン音楽まで収録!アルヒーフBOX Vol.2ステレオ録音集(50枚組)
「アルヒーフ」レーベルは、ドイツ・グラモフォンの社内に置かれた音楽史研究部門として1947年に立ち上げられました。2013年に発売された第1弾ボックスに続く今作は、1959~1981年に録音された名盤を収録。リヒター、ヴァルヒャ、フルニエといった名手の名盤だけでなく、初CD化の音源が多数収録されています。現在入手不可能な録音も数多く収録されている事も、ファンにはうれしいところです。各ディスクは、オリジナル・ジャケット・デザインによる紙ジャケット仕様となっております。
【収録曲】特集ページをご確認いただければ幸いです。
【演奏】リヒター、ヴェンツィンガー、リステンパルト、アーノンクール、コルボ、ガーディナー、ピノック指揮、ほか
【録音】1959~1981年録音
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2018年の生誕100年に向けての特別セット第2弾~レナード・バーンスタイン・コレクション Vol.2 (64枚組)
偉大なる作曲家、指揮者、ピアニストであったバーンスタインの、グラモフォン録音を集大成したボックス第二弾です。どのレパートリーでも各オーケストラの伝統的な演奏様式とバーンスタインの迸るような情熱が見事なまでに一体化した、密度の濃い演奏が繰り広げられています。今回のボックスではDGだけでなく、Decca, 旧Philipps, 旧MCAの音源も含まれております。ボックスの仕様はVol.1と同様で、コレクター心を刺激するLPサイズ(30cm×30cm)です。ボーナスディスクとして、「ファンシー・フリー」「オン・ザ・タウン」(抜粋)の、1945&1946年のオリジナル・キャストによる録音音源が収録されています。
【収録曲】特集ページをご参照いただければ幸いです。
【演奏】レナード・バーンスタイン(指揮、ピアノ)、ほか
【録音】1945~1990年録音(CD1~58:ステレオ、CD59~64:モノラル)
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カーネギー・ホール開館125周年記念リリース~リヒテル、バーンスタイン等の未発表音源を含む43枚組
1891年にチャイコフスキーがこけら落とし公演で指揮して以来、数々の名演を生み出してきたアメリカが世界に誇る音楽の殿堂、カーネギー・ホール。今年2016年のホール開館125年を記念して、1931年のトスカニーニ指揮ニューヨーク・フィルから2007年のデニス・マツーエフにいたるまで、アメリカの2大メジャー・レーベルであるRCA Red SealとSony Classical(旧コロンビア・レコード~CBS)が同ホールで録音してきたライヴ音源をCD43枚にまとめたアニヴァーサリー・ボックスの登場です。カーネギー・ホールの全面的協力を得てのリリースで、LPサイズのオールカラー別冊解説書(全105ページ)には、ホールのアーカイヴに保存されていた該当演奏会のプログラム、告知ポスターやアーティスト写真など貴重な資料的価値のある写真が多数掲載されています。
【収録曲】特集ページをご参照いただければ幸いです。
【演奏】トスカニーニ、ワルター、バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィル、メニューイン、スターン(ヴァイオリン)ホロヴィッツ、リヒテル、ベルマン、クライバーン、トゥリーニ(ピアノ)、ほか
【録音】1931~2007年、ライヴ録音
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リヒテル~HMV&Teldec録音全集(24枚組)
ロシアの巨匠リヒテルが1961~1995年に旧EMIレーベル(HMV)とTeldecに録音した名盤を集成したもの。各CDの紙スリーヴは、LP初出時のオリジナル・ジャケット・デザインが使用されています。
【収録曲】特集ページをご確認いただければ幸いです。
【演奏】リヒテル(ピアノ)カラヤン、マゼール、マタチッチ、クライバー、ムーティ、バシュメト指揮、ほか
【録音】1961~1995年、ステレオ録音(CD21~24:デジタル録音)
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ヴァルヒャ~J.S.バッハ:鍵盤楽器作品集(13枚組)
ドイツの名オルガニスト、ヴァルヒャがドイツ・アンマー社のモダン・チェンバロを用いて録音した貴重なバッハ:鍵盤楽器作品を集成したもの。インヴェンションとシンフォニア、イギリス組曲全曲、フランス組曲全曲、パルティータ全曲、ゴルトベルク変奏曲、平均律クラヴィーア曲集全曲、など、バッハの主要鍵盤楽器作品をヴァルヒャの格調高く構成的な演奏で揃えることのできるお得な一組です。
【収録曲】特集ページをご確認いただければ幸いです。
【演奏】ヘルムート・ヴァルヒャ(チェンバロ)
【録音】1959~1963年、ステレオ録音
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2014年度レコードアカデミー賞受賞のJ.S.バッハ:教会カンタータ全集が輸入盤でリリース(SACDハイブリッド55枚組)
1995年に開始、18年を経て2013年に完結した日本の団体としては初の全集で、まさに世界に誇る偉業です。声楽陣は常連のゲルト・テュルク、ペーター・コーイをはじめ、鈴木美登里、野々下由香里といった懐かしいメンバーから、最近のハナ・ブラシコヴァやキャロリン・サンプソンら豪華な名が並びます。器楽陣も鈴木秀美、寺神戸亮、三宮正満ら常連のほか、コンチェルト・パラティーノ、ダン・ラウリンら世界的名手も出演するなど、考えうる最高のキャストで臨んでいます。
【収録曲】特集ページをご確認いただければ幸いです。
【演奏】鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン
【録音】1995~2013年、デジタル録音
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マタチッチ&NHK交響楽団~ライヴ集成(完全限定盤/12枚組)
ヒストリカル発掘の雄、Altusレーベルから発売されたマタチッチ&N響とのライヴを網羅したBOXが発売となります。1967年から1975年の音源を集成したもので、録音は全てステレオ。今なお語り継がれる名演が揃う、クラシック・ファン必携のBOXとなっております。スリム・ケース、別冊の豪華解説書付き。
【収録曲】特集ページをご確認いただければ幸いです。
【演奏】ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮NHK交響楽団
【録音】1967~1975年、ライヴ録音
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ウィーン・フィル正規音源BOX第2弾
6名の指揮者による名演集(完全限定盤/10枚組)
テンシュテットの濃厚なマーラー、ジュリーニの超重量級ベートーヴェン、ムーティの美しいイキ、ヨッフム翁の味わいの極みのブラームス、クリュイタンスのエレガントなラヴェル、ワルターのしたたる美音のモーツァルトなど恐ろしく充実したセット内容となっています。解説は約30ページの読み応えのある冊子。どのディスクもロングセラーの名盤ぞろいです。
【収録曲】特集ページをご確認いただければ幸いです。
【演奏】ヨッフム、ワルター、クリュイタンス、テンシュテット、ジュリーニ、ムーティ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1955~1994年、ライヴ録音
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2016年5月以降に発売される期待のBOXセット
ベートーヴェン:交響曲全集/ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団、他
タワーレコード×Sony Classical究極のSACDハイブリッド・コレクション第1弾!
セル&クリーヴランドの数多い録音の中でも最重要の位置を占めるベートーヴェンの交響曲全曲と序曲集を取り上げます。録音以来ソニー・ミュージックのテープ・アーカイヴに厳重に保管されてきた門外不出の3チャンネル・オリジナル・アナログ・マスターを外部スタジオに持ち出した上で万全の状態で再生し、今回の発売のために新たに2チャンネルへのリミックスとDSDリマスタリングを行なうことで、原音に刻み込まれた圧倒的な輝きがこれまでにないほど鮮明に蘇ります。
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ラトル&ベルリン・フィル2015年10月ライヴ~ベートーヴェン交響曲全集(CD5枚+BD3枚)
本セットには、CD5枚と、ブルーレイ3枚が収められています。ブルーレイは高音質の音声トラックのみを収録したオーディオ盤、コンサートの模様を収録した映像盤に分かれており、さらにベルリンでのツィクルスを追ったドキュメンタリー、ラトルがベートーヴェンについて語ったイントロダクションも収められています。首席指揮者・芸術監督就任以来ラトルがベルリン・フィルと培ってきた「音楽」を存分に堪能できる内容となっています。日本語解説付き。初回特典として5枚1組のベルリン・フィル特製ポストカードが封入されています。
【収録曲】ベートーヴェン:交響曲全集、ほか
【演奏】サイモン・ラトル指揮ベルリンpo、ほか
【録音】2015年10月、デジタル・ライヴ録音
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鈴木雅明&BCJのバッハ管弦楽作品録音BOX
2014年に発売(2015年再プレス)され大きな話題となったBCJの『教会カンタータ全集』に続き、J.S.バッハ:管弦楽作品のBOXがリリース決定です!しかも全品SACDハイブリッドでの登場で、初SACD化タイトルもあり。ブランデンブルク協奏曲は新旧両録音を収録。これ1セットあれば、バッハのシリーズを最新録音、最高の演奏で揃えることができます。
【収録曲】J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全集(2種の録音)、管弦楽組曲全集、ヴァイオリン協奏曲全集、2台のチェンバロのための協奏曲全集
【演奏】鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン、ほか
【録音】1998~2013年、セッション録音
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スヴャトスラフ・リヒテル/オイロディスク録音集(14枚組)
この14枚組CDコレクションにはリヒテルがオイロディスクに録音した偉大な録音が収録されています。このうち、10の録音(デジタル録音のCD13と14を除く)に関してはオリジナル・アナログ・テープから新規にリマスターされています。多くのアイテムがここ数年廃盤となっていたものです。このセットにはバッハの“平均律クラヴィーア曲集”の伝説的な録音を始めとして、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第3&4番、チャイコフスキーの“四季”(抜粋)などを収めています。すべてのCDはオリジナルLP発売時のアートワークのファクシミリ紙ジャケに収められています。(独ソニーミュージックのインフォメーションからの抄訳)
【収録曲】特集ページをご参照いただければ幸いです。
【演奏】スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
【録音】1970~1983年録音
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イタリア・ユニバーサルよりピエール・モントゥー・デッカ録音BOX(20枚組)
モントゥー(1875~1964)が英デッカ、米ウエストミンスター、蘭フィリップスに残したステレオ録音のうち主要なものを集成したBOXセットです。2つのレーベルにまたがるベートーヴェンの交響曲全集を始めとして、ウィーン・フィルとのハイドン、ロンドン交響楽団とのブラームス、ドビュッシー、ラヴェル、パリ音楽院管弦楽団とのストラヴィンスキーなど、定評ある名盤が収録されています。
【収録曲】特集ページをご参照いただければ幸いです。
【演奏】ピエール・モントゥー指揮、ほか
【録音】1956~1964年、ステレオ録音
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カテゴリ : Classical キャンペーン | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2016年04月26日 00:00