トロンボーンの神!ミシェル・ベッケのソロ・アルバム!
2010年2月、日本がそのサウンドに度肝を抜かれました。久々となった日本でのリサイタル。ホールに降り注ぐ神々しい音色! 客席を包み込むような柔らかなサウンド! それはまさしくベッケ・サウンドであり、世界のトロンボーン吹きを憧れの的にし、すべての人を魅了した音でした。プレーヤーとしてピークを過ぎたとの声も聞かれますが、その演奏はいまだ健在で、サウンドは唯一無二であることを証明することとなったリサイタルとなりました。当アルバムでは、その日本ツアー後にレコーディングされたもので、ベッケが長年親しんできた愛曲ばかりです。精巧な演奏と鋭い感受性による、豊かな音楽。トロンボーンという楽器を超越した、天上の音楽なのです。