ギド・マヌサルディの列車ジャケ、エラルド・ヴォロンテのレア盤CD&LP復刻
イタリアSchema傘下の復刻レーベルRearwardから1960年代伊ジャズ希少盤が登場!
1990年代に初CD化された際には市場を大いに沸かせたものの、今となっては入手困難となっていたエラルド・ヴォロンテのイタリア“Durium”原盤の1963年名盤『My Point of View』、雪の中を疾走する列車のジャケでも有名な、今なお現役で活躍するイタリア出身のピアニスト、ギド・マヌサルディがスウェーデン“Swedisc”に録音した1967年作品『Blue Train』の、欧州ジャズを代表するモダン・ジャズの大名盤2タイトルが、オリジナルのジャケ・デザインで、CDとLPで復刻!オリジナルのLPは僅かしかプレスされなかった超貴重盤!嬉しいLPでの復刻です。
Eraldo Volonte『My Point Of View』
時は1963年、ハード・バップからモード・ジャズの全盛期。黄金のカルテットを結成し、時代の音を創っていたコルトレーンの音は、ヨーロッパの演奏家にも伝播、本作もその影響を色濃く反映した1作。レナート・セラーニのピアノ・トリオをバックにし、モード・フレーズを吹き連ねる演奏は、紛れもないワンホーンの熱演傑作です。
パーソネル:Eraldo Volonte(ts)、Renato Sellani(p)、Giorgio Azzolini(b)、Lionello Bionda(ds)
Guido Manusardi Trio『Blue Train』
イタリア生まれながら、ドイツ~オランダ~デンマーク、そして、スウェーデンに移り、多くの仕事をするようになったマヌサルディ。そのきっかけで、本作は、1967年にスウェーデンで録音された1枚。原盤は“Swedisc”。ヤン・ヨハンソンや、デクスター・ゴードンとも共演歴を持つスウェーデン人のスチュア・ノルディンと、言わずもがなの名ドエラマー、アルバート・ヒースを迎えてのトリオ・サウンドは、リリカルでありつつ、瑞々しい躍動感が魅力!ジャズの王道であるバップ的なフレージングももちろん息づく演奏です。
パーソネル:Guido Manusardi(p)、Sture Nordin(b)、Al Heath(ds)
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