魅惑のソプラノ歌手、ニーノ・マチャイゼ~Sony Classical 専属第1弾
2008年ザルツブルク音楽祭での「ロメオとジュリエット」で、ネトレプコの代役で出演して話題を呼んだグルジア出身のソプラノ歌手ニーノ・マチャイゼが、ソニー・クラシカルと専属契約。今作は、その第1弾のアルバムとなります。彼女は、スカラ座の歌手養成プログラムの出身。2006年にレイラ・ジェンチェル[レイラ・ゲンジェル]国際オペラ・コンクールで優勝し、「連隊の娘」でスカラ座にデビューしました。弱冠28歳の彼女ですが、YOUTUBEの動画再生数の多さからも、注目度の高い事が伺い知ることができます。ネトレプコに比べ、表現力はまだまだ初々しいものの、コロラトゥーラの技術は比べる者なき素晴らしさ。声質も強靭。このアルバムで知ることができるのは、彼女の実力のほんの氷山の一角に過ぎません。この先、どこまで伸びて行くのかを想像すると、ちょっと恐ろしくなるほどの逸材です。
【曲目】ドニゼッティ:歌劇「シャモニーのリンダ」より「この私の心の光..」
ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」より「ああ!彼が他の女性を祭壇に導く前に」
ベッリーニ:歌劇「アデルソンとサルヴィーニ」より「暗い黒雲の後に」
グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より「私は夢に生きたい」
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」より「静かなる夜」
ドニゼッティ:歌劇「連隊の娘」より「高い身分と豪勢な暮しに・・・フランス万歳!」
マスネ:歌劇「マノン」より「さようなら、私たちの小さなテーブル」
ロッシーニ:歌劇「イタリアのトルコ人」より「このわびしく質素な服が」
グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より「神よ、何という戦慄が」
<ボーナストラック>
ドリーブ:歌曲「カディスの娘」
【演奏】
ニーノ・マチャイゼ(Sp)
ミケーレ・マリオッティ(指揮)、ボローニャ市立劇場管弦楽団&合唱団
【録音】
2010年9月9-18日 ボローニャ(デジタル:セッション)
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