コロラトゥーラの女王、グルベローヴァによる圧巻のウィーン・ライヴ(2枚組)
女王グルベローヴァ、圧巻の歌唱。ウィーン国立歌劇場での貴重ライブ2時間半!
エディタ・グルベローヴァ ウィーン国立歌劇場 1977-2010
ORFEOから嬉しいリリース。エディタ・グルベローヴァがウィーン国立歌劇場で歌ったライヴ録音集です。ブラティスラヴァ生まれのグルベローヴァは、20代半ばでウィーン国立歌劇場に進出、ここでスターの座を勝ち取り、現在に至るまで彼女の重要な拠点の一つです。このCD2枚には、1977年から2010年まで、30年以上のウィーン国立歌劇場でのグルベローヴァの名唱を集めています。ことに若い頃のグルベローヴァの舞台の中でも飛び切りの名演として知られる1978年の「ルチア」が部分的にも聞けることはありがたいもの。またグルベローヴァの得意中の得意であるツェルビネッタを、ホルスト・シュタインの指揮で聞けるのも嬉しいことです。1990年の「トラヴィアータ」では、アルフレードは62歳のアルフレード・クラウス、しかし舞台裏から見事なハイCを聞かせ、それを受けたグルベローヴァが一段と気合の入った歌を歌うというスリリングな面白さも楽しめます。またマニアには、ウィーン国立歌劇場の地方公演でのドイツ語歌唱の「ドン・パスクワーレ」という珍品も用意されています。いずれもORFの音源を使用、もちろん優秀なステレオです。グルベローヴァの至芸をお楽しみください。
【収録内容】
特記ないものはウィーン国立歌劇場での上演
ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」(ドイツ語歌唱)-その眼差しに騎士は,用意はいいわ
エディタ・グルベローヴァ(S ノリーナ)、ハンス・ヘルム(Br マラテスタ)
エクトル・ウルボン(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
1977年10月24日 ミュルツツーシュラーク
ドニゼッティ:「ルチア」-あたりは静寂に包まれ,裏切られた父の墓で
エディタ・グルベローヴァ(S ルチア)、ペテル・ドヴォルスキー(T エドガルド)
ジュゼッペ・パタネ(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
1978年3月23日
モーツァルト:「後宮からの逃走」-どのような責苦があろうとも
エディタ・グルベローヴァ(S コンスタンツェ)
カール・ベーム(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
1979年6月15日
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」-失せなさい、ひどい人
エディタ・グルベローヴァ(S ドンナ・アンナ)、ジェリー・ハドリー(T ドン・オッターヴィオ)
イヴァン・フィッシャー(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
1989年6月13日
モーツァルト:「ルーチョ・シッラ」-ああ、残酷な危険が
エディタ・グルベローヴァ(S ジューニア)
アルノルト・エストマン(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
1991年1月20日
ヴェルディ:「トラヴィアータ」-ある喜ばしい日,ああ、きっとあの人なのね
エディタ・グルベローヴァ(S ヴィオレッタ)、アルフレード・クラウス(T アルフレード)
ピンカス・スタインバーグ(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
1990年9月11日
J.シュトラウス:「こうもり」-侯爵様
テオドール・グシュルバウアー(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団
1979年12月31日
マスネ:「マノン」-さようなら、わたしの小さなテーブル,私が道を歩くと,この静かな部屋…
エディタ・グルベローヴァ(S マノン)、フランシスコ・アライサ(T デ・グリュー)
アダム・フィッシャー(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団
1983年12月8日
ドニゼッティ:「マリア・ストゥアルダ」-薔薇色の光の昼が
エディタ・グルベローヴァ(S マリア・ストゥアルダ)、クルト・リドル(Bs タルボ)
アダム・フィッシャー(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
1985年9月28日
ドニゼッティ:「シャモニーのリンダ」-この心の光が
エディタ・グルベローヴァ(S リンダ)
ブルーノ・カンパネッラ(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
1997年10月19日
ドニゼッティ:「ロベルト・デヴェルー」-行け!死がお前を頭上に抱えた
エディタ・グルベローヴァ(S エリザベッタ)、
ラモン・ヴァルガス(T ロベルト)、ユ・チェン(Br ノッティンガム)
マルチェッロ・ヴィオッティ(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団
2000年12月7日
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」-何と美しい
エディタ・グルベローヴァ(S ルクレツィア)、
ミケーレ・ペルトゥージ(Bs アルフォンソ)、ペーター・イェロジッツ(T ルスティゲッロ)
フリードリヒ・ハイダー(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
2010年10月2日
ベッリーニ:「ノルマ」-ご覧ください、ああノルマよ
エディタ・グルベローヴァ(S ノルマ)、ナディア・クラステヴァ(Ms アダルジーザ)
マルチェッロ・ヴィオッティ(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
2005年2月5日
ベッリーニ:「清教徒」-ああ!寺院へ行ってください
エディタ・グルベローヴァ(S エルヴィーラ)、
カルロス・アルヴァレス(Br リッカルド)、エギルス・シリンス(Bs ジョルジョ)
マウリツィオ・ベニーニ(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団
1996年12月10日
R.シュトラウス:「ナクソスのアリアドネ」-偉大な王女様
エディタ・グルベローヴァ(S ツェルビネッタ)
ホルスト・シュタイン(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
1996年4月20日